「これで合ってる?」
テストの採点のように、周りの評価を気にすること、ないでしょうか?
「一般」のものさしは万能ではない
例えば空気清浄機。
我が家では、購入にあたりネットでどれがいいか調べました。
すると、まず「人気機種」が出てきます。
しかし、次に「アトピー 空気清浄機」で検索すると、その人気機種は、その人気の機能によりアトピーの人にとっては痒みを増すことがあると分かりました。
このように、世間一般で「いいと思われているもの」は、必ずしも万能ではありません。
コマーシャルやパンフレットなどの情報だけでは分からないものさしが存在します。
「自分が何を求めているか」が一番大切。
冷静に考え、調べたり、相談してみることが大切になってきます。
本人のことは、本人が決めるのが一番
お風呂に入るか、入らないか。
何を食べ、食べないか。
何時に寝て、何時に起きるか。
何をして過ごすか。
アトピーっ子は、生活や食事を整えることを推奨されます。
そこには制限や我慢が生じることが多々あります。
でも、それが母親の務めだと思い込んで、頑張りすぎて苦しくなりました。
息子は意志が強く、やりたいこと、やりたくないことははっきりしています。
私は一般的な「母親の務め」を手放し、息子のことは、本人に決めてもらうことにしました。
私の「母としての務め」は、「管理」ではなく「息子を信じること」に変更しました。
すると、エネルギーが浪費されなくなり、息子との関係もよくなりました。
周りの言葉は「正解」ではなく「よかれ」にすぎない
一般には、お風呂やシャワーは、痒みがある人間には必須と思われているようです。
お風呂に入って痒みを増す場合もあるんですけどね。
そこは保湿すれば大丈夫とでも思われているのか、問題視されないようです。
息子は入院した際に、看護師さんにお風呂に何度もお誘いされました。
息子はお断りし続けました。
息子も必要性を感じたら入るので、本人に任せておきました。
看護師さんに「爪を切った方がいいよ」と言われたこともあります。
これも、息子は拒否しました。
どんなに短く切っても、傷ができることは息子自身が実証しています。
だけど、好きに掻かせていたら、爪が伸びていても傷ができなくなってきました。
変わった母親だと思われたでしょうが(^▽^;)
息子のことは息子にお任せするのが一番スムーズ。
息子には息子の事情があって、それは一般と相反することが多々あることを教えてもらってきたからです。
「普通」「当たり前」「一般」って何だろう?
「正解」って人の数だけあるものだよね、とはっきり認識できたのは息子のおかげです。
正解は自分で決めていい
誰もが、知らず知らずのうちに思い込みをたくさん持っています。
もちろん、私もまだあります。
自覚していないから「思い込み」なんですよね。
まだまだ気付かずに抱えているものがありそう。
真実ではないことを、真実ととらえて、自分を苦しめていることもあるかもしれません。
息子が、私のそういった思い込みをぶち壊してくれている感覚になることがあります。
「自分で正解を決めていいんだよ」と繰り返し、繰り返し、言われているような(*^^*)
【関連記事】「痒いのは、痛いのよりつらいよね」もよく言われる言葉ですが、息子によると、決してそうではないらしいですよ(^▽^;)
「普通」「当たり前」「正解」というのは、幻想にすぎません。
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ご興味がありましたら、読んでみてくださいね。