2度目のアトピー湯治シリーズ、前回のお話はこちら。
目覚めとともに豊富(とよとみ)町の不動産情報をチェックした土曜日の朝。
空き家はいっぱいあるのに、ネット上ではこれしかないのかぁ…というのが正直な感想。
「プレハブでもいいんだけどね」と夫。
それには、人脈が必要だよね。
やっぱり現実的なのは、まず公営住宅かなぁ…
などと妄想しつつ。
帰る日が間近になりました。
今回もあっという間だったなぁ…。
「帰りたくないな」という夫に、「うん、分かるよ」と大いに共感。
「ふれあいセンターの食堂のおばちゃんに『よくなったねー! もう移住しちゃえばいいしょ』って言われたんだよねー」と夫。
「え、移住に惹かれてるって話したの?」と聞くと
「ううん、話してないけど、そう言われた」と夫は笑いました。
豊富温泉周辺を散策
お世話になっているお宿・湯快宿(ゆかいじゅく)の近くに「ハルニレの木」と矢印のついた看板があるのが気になっていて、日曜日の午前中、一人お散歩。
現在はグループホームとして使われている旧豊富温泉小学校の敷地内に、それはありました。
ハルニレの木の前から旧校舎を撮影。
青いジャングルジムが傾いていました。
何年前に廃校になったんだろう?
ハルニレの木の下から旧校庭を撮影。
すっかり草原。
ここにプレハブ置いたらダメかなぁ…(それはダメだろう(;・∀・))。
ハルニレの木を見上げると、枝ぶりが芸術的。
幹にハグしてきました。
木ってすごいよねぇ。
こんな形に枝を伸ばしちゃうんだなぁ…なんて感動しながら、しばし眺め。
離れがたい気持ちで、後にしました。
ついでに温泉のある、ふれあいセンター方面も散策。
三角お屋根の下が湯治用温泉浴場で、右側はゴロ寝もできる大広間。
左側にはロビーと食堂があります。
で、ふれあいセンターの入り口横にはこんなのがあります。
今日は温かいなぁと思いながら歩き始めたのだけれど、気の向くまま歩いていたら、すっかり暑くなりました。
今回の湯治最後のふれあいセンター
お宿に帰って、軽くお昼を済ませてから、3人でふれあいセンターへ。
廊下の壁に貼ってあるのは近隣市町村のかわいい地図たち。
こちらは湯治用ではなく、一般向けの41℃の温泉です。
温泉に入る前に、この2階にあるコンシェルジュデスクに「明日帰ります」とご挨拶しながら、豊富町での暮らしについて質問しまくってきました。
ご参考までに、そこで分かったことをまとめますね。
- 夏はそれなりに暑くなる。数年前に稚内で30℃を超えて、エアコンの設置が進んだ。
- とはいえ、札幌よりは涼しい。
- ちなみに、湯快宿の4階では夜9時でも30℃あったことがあり、みんな熱中症のようになったので、水分補給のしかたは要注意。
- 暑くなるのは7月下旬〜お盆あたり。
- 冬の除雪は素晴らしい。すぐやってくれるので、あまり困らない。
- 昨冬は2月に一度雨が降ったけど、吹雪が多かった。雪をズボズボしながら車にたどり着いたのは3回くらいだった。
- 本州に帰省する時は稚内か旭川から羽田まで飛んで新幹線移動することが多い。旭川空港は、大雪だろうが何だろうが、新千歳空港より欠航になる率が低い。旭川空港までは車で行く。昔は駐車場が無料だったが、今は有料。
- 人が少ないので、仕事は選ばなければ引く手あまた。
- 買い物は町内で足りないものは稚内やネット通販で調達。コープやイオンのネットスーパーも300円で配達してくれる。イオンに行きたかったら旭川だけど、稚内のCITYで十分かな。
おかげさまで、今日もたくさん情報収集できました。
私たちが喋りまくっている間に、息子と夫は湯治用温泉(38〜39℃)から上がり、食堂へ。
私はこの後、一般用温泉(41℃)に久々に入り、食事を終えた2人と合流。
今回の湯治、温泉に入りおさめ。
明日は、ついに札幌へ大移動。
早起きして、お部屋を綺麗にして帰ろう(*^^*)
コンシェルジュさんと「ここは落ち着くよね」「空気がいいよね」「帰りたくなくなるよね」と盛り上がりました。同じ思いの方がいるって、嬉しいし、安心しますよね。
リアルじゃなくても、オンラインでの繋がりもまた心強いもので、私もずいぶん救われてきました。
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