2度目のアトピー湯治シリーズ、前回のお話はこちら。
1日目、2日目と豊富(とよとみ)温泉で連日入浴した息子は、3日目、10分入浴を2回できました。
日々、レベルアップしております。
豊富町をドライブ
初めて1日2回入浴を達成できた息子と、大広間でのんびりくつろいでいると、夫がお出かけを提案してくれました。
というわけで、雨雲に包まれ始めた豊富をドライブ。
4月より、緑がわんさかしています。
タンポポやチューリップも咲いているし。
6月に湯治客が増えるのも納得の、気持ちいい季節。
途中、雨に降られながらのドライブでしたが、豊富町内をぐるっと眺めてきました。
美しく雄大な景色。
その一方で、目立つ空き家、空き店舗。
それは豊富温泉街でも感じてはいたのだけれど。
私たちは、息子のアトピーに導かれて訪れたこの地が、呼吸しやすくて肌に馴染む気がしていても、いざ住むとなれば、また変わってくるのかな…と思ったり。
場がいいのは間違いないのに、右肩下がりに人口減少している現実。
空の雨雲のように、ちょっと気持ちが曇ってしまいました。
稚内市をドライブ
翌日はふれあいセンターお休みのため、温泉もお休みの日。
よく晴れた青空の下、稚内へ足を延ばしました。
4月は雨模様だったので、今回、青空なのがめっちゃ嬉しい。
日本最北端の焼き芋屋さんの場所をチェックしながら、その流れで予定になかったノシャップ岬に到着。
利尻富士も見えて感動。
見慣れぬ建造物があったので、夫に尋ねると自衛隊のものらしい。
稚内の街中ではロシア語で店名表記もされていたし、端っこならではのものがいろいろあるんだなぁ。
灯台と水族館&科学館。ちょうどパトカーがやってきたので、何となく撮影。
強風だったけど、潮の香りと気持ちいい青を満喫しました。
この流れで「宗谷岬にも行こう」ということに。
海を左に眺めながら、しばらく進んでいくと「秀逸な道」という看板発見。
何? どこが?
すると、運転している夫が「確かに秀逸だわ」と言い出しました。
「平らで、穴も継ぎはぎもない、丁寧な仕事をされた道だ。こんな道はないね」
そんなコンセプトで、宗谷岬に至る国道が作られたのか定かではありません。
(調べてみたら、道内の景観の美しいルートが12区間「秀逸な道」として選定されているそうです。夫の説は…はて?)
というわけで秀逸な道から撮影した、秀逸な景色を、どうぞ。
とても風が強かったので、雲の形が芸術的です。
「秀逸な道」の路面には、数か所に「シカ注意」と書かれていました。
焼き芋屋さんを求めてさまよった稚内の住宅地では、確かにわらわらとシカがいたのですが(庭とか空き地とか…一瞬「飼ってる?」と思うくらいに)、その辺りの道路でも、「秀逸な道」でも見かけませんでした。
4月に稚内でシカを見かけた時も、トコトコ歩道を歩いていましたし、稚内のシカさんたちは交通ルールを守るよい子が多いのかもしれません。
そんなことを考えていたら、宗谷岬に着きました。
「秀逸な道」から眠そうにしていた息子は、ここでまさかの行動に出ます。
「おれ、寝るわ」とシートを倒しました。
そう、寝るんだ(・・;)
まぁ、いいや。眠い時は我慢しない方がいい。
というわけで、息子抜きで降り立った日本最北端の地。
間宮林蔵さんの銅像に迎えられたけれど、あまりの強風で寒くて、林蔵さんにゆっくりご挨拶する根性がなかったです、ごめんなさい。
とりあえず樺太が見えるか確認。
うん、見えない。
ノシャップ岬とはまた海の表情が違っていて、のんびり眺めたいのはやまやまだけれど、ここで風邪をひきたくないので撤収。
あぁ、上着を持ってくればよかったなぁ。
ふと横を見ると海産物の文字が見えたので、イカ串焼きとホタテ焼きを購入。
つかの間眠った息子も、目を覚まして一緒においしくいただきました。
帰り道、「秀逸な道」の路面に書かれた「シカ注意」を写真に撮りたい欲がわいて、後部座席からチャレンジ。
うーん、失敗。
夫に応援されながら、対向車線でもチャレンジ。
頑張って連写してみたけれど、超ムズイ。
変なことに一生懸命取り組んでみました。
「やりたい」と思ったことは、自分のために、ほんのちょっとでも叶えようとすることにしています(*’▽’)
明日は雨の予報。今日は青空でよかった!
続きはこちら。
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