夫がず――――っと前から言い続けていることがあります。
「焼き芋屋さんをやれたらいいと思うんだよね」
そう言いながらも、家でおやつの焼き芋を焼くのはもっぱら私。
夫はホントにやりたいのかなぁ…思いつきじゃないかなぁ…と疑問に思いながら、長年一緒に暮らしていましたが
「焼き芋は、体にも優しい最高のおやつじゃん。アトピーっ子も食べられるし」
息子のためにも、どうやらホントにやってみたいらしい。
15年ぐらい同じことを言い続けているし、元々ものづくりが好きな人。
「やりたいなら、やってみたらいいんじゃないの?」
私が何度ツンツンつついても動かなかった夫。
しかし、ある日、息子が大爆発。
「父ちゃんは一体、何をやりたいんだよ!」
夫がいない場で、息子から思いが溢れてきました。
その思いを聴いて、夫に伝えると、夫の行動がみるみる変わりました。
ありがとう、息子。グッジョブ。
そんな夫は、自分では記録を残そうとしないので、そばで見ている私の目線で記録してみようと思います。
焼き芋屋さんに必要な資格はあるのか
夫が、夢を語りだした頃「芋を焼くだけだから、何にも資格がいらないんだよ!」とキラキラしながら伝えられていました。
が、この15年の間には震災やらコロナ禍やらいろいろありましたからね、変わったようなんですよ。
調べてみると、どうも「何もいらない」のは過去のお話で、今は何か必要そう…という、何だかボヤーンとしたハードルが出現。
ハッキリさせるには、保健センターに行って聞いてみるのが確実だなと思ったのですが、ホームページを見ると相談には電話予約が必要らしいのです。
電話が苦手な私も、夫も、「まぁ、急がなくてもいいか」と先延ばしにしてしまったのでした。
保健センターへ
ところが最近、早急に区役所へ行かねばならない用事ができました。
もしや、導かれてる?
保健センターは同じ建物の中なのです。
「これは行っとこう!」と私は勝手に決めて、用事が終わったらすぐ帰ろうとする夫を引き止め、保健センターへ誘いました。
「相談の予約はしてないけど、パンフレットとか何か資料があるかもしれないじゃん?」
担当課の場所は、夫がすぐに見つけました。
とりあえず、先客もいなかったので、私は遠慮なく、そこのパンフレットの棚を一通り眺めてみました。
夫は、そんな私を遠くから見守っていてくれました(一緒に来てほしかったのだけど(^o^;)。
結局パンフレットには、私たちが欲しい情報がなさそうで、「うーむ」となっていると、担当職員の方が気付いて、席を立って、声をかけてくださいました。
わ、予約しなくても、教えてもらえそう!
嬉しくなって「焼き芋屋さんになるには、許可とか、資格とか必要なんでしょうか?」と聞いてみました。
そこで以下のように教えてくださいました。
- 食品衛生責任者の資格が必要
- 市食協が講習を行っている(自治体によって主催が異なる)
- 講習はホテルで行われていて、決められた日に受講し、1日で取得可能
- eラーニングもあって、いつからでもスタートできるが、試験がある
- 受講料金は1万円
- 厚労省のホームページに開業についての情報がある
おかげさまで、まず何をしたらいいのか分かりました。
よし、講習に申し込もう♪
続きはこちら。
こちらにも「やりたい」を叶えるお話、書いてます。