アトピーの聖地・豊富温泉で湯治⑦〜6日目

豊富(とよとみ)温泉で初めての湯治シリーズ、前回のお話はこちら。

先日稚内に行ったのに、豊富町の中心街までは足を踏み入れていなかった私。

冷蔵庫の中が心もとなくなってきたので、この日は買い出しへ。

温泉コンシェルジュデスクでいただいてきた地図を片手に、夫とお買い物へ。

ちなみに夫は一人で豊富町のコンビニ(セイコーマートが2軒あります)に行きまくっていたので、初めての道ではありません。安心。

豊富町内のスーパーへ

地図によるとスーパーは2軒。

そのほかに、温泉に比較的近いホームセンターで食料品、衣料品も多少売られています。

食料品店3軒回っての私の感想は…

「米粉の春巻の皮や、餃子の皮が売られているのは、小麦を避けているアトピー患者さんの需要があってのことかしら」

「ヤリイカが、札幌で買うより大きくて安い。パックから、はみ出てる…」

「なんと、フグが売られてる!」

野菜なども、お店によって品揃えが違っていたので、いろいろと楽しめました。

夏場には、お宿のお隣・湯の杜ぽっけで、地元産のお野菜も並ぶそうなので、もっと楽しみが増えそうです。

今日は温泉に入る!

買い出しを終えて、この日もふれあいセンターへ。

息子も「今日は入るよ!」とやる気満々。

頼もしい。

今日は、どのぐらい入ろうかな。

廊下に置いてあるカゴを持って中へ。

いつもより、棚に収まっているカゴの数が少し多いような。

とはいえ、片手で足りるぐらいの数です。

貴重品ボックスに貴重品を入れて(100円入れて鍵をかけ、鍵を開けると戻ってくるアレです)、服を脱いで、お風呂へ。

すると、大人3人、小さいお子さん2人の計5人がいらっしゃいました。

湯治談議に花が咲く

その中に、千葉県からのベテラン湯治さんがいらっしゃいました。

その方に、地元の方らしきおばさまがインタビュアーのようにいろいろと聞いてくださったので、一緒にお話を伺うことができました。

かつては寝たきりになるほどの重度アトピーだったそう。

治すために体のことを学び、湯治にあちこち通ったそうで

「ここの温泉はアトピー部分に浸透して黒く見えることがある」

「北海道には、ほかにもいい温泉があるよ。天塩川温泉はスベスベになる」

「山梨のラドン温泉もよかった。家族『化粧したの?』って聞かれるくらいだった」

と次々出てくる経験談。 

「ここは、今こんなに空いているけど、ゴールデンウィークや、お盆は混むよ。もう、芋洗い状態。行列もできちゃう」

え、マジですか。

「この温泉は、一度に長く入るより、短時間で3回入るとぜんぜん違うの。時間より回数が大事」

回数かぁ…息子は難しそうだなぁ。

でも、お風呂に入らなくても、空気中に成分が混じってると考えたら、ここに滞在しているだけで回数は稼げているかも。

まだまだ続きそうなお話を聞いていたかったけど、長湯もよくないので(私はアトピーじゃないけど、この温泉で長湯すると背中が痒くなる気がする)お先に上がることにしました。

親子で運動

お風呂から上がって大広間に行くと、夫だけで、息子がいませんでした。

「息子は、母ちゃんを探してコンシェルジュデスクに行ったんじゃないかな?」

そっか。かわいい奴め(*^^*)

私がコンシェルジュデスクに向かう途中、見知らぬ女性に声をかけられました。

「あ、お子さん? さっき、お母さんを探しに来てましたよ(^o^)」

「あ、そうだったんですね。ありがとうございます!」

コンシェルジュデスクに着くと、息子は奥でトレーニングしていました。

どうやら「私もやってみたい」と言っていたのを覚えていたらしく、自在にボタンを押して設定して、私にやらせてくれました。

温泉上がりの運動。

更にひと汗かきました。

「10キロ歩けば、何食べても大丈夫らしいよ」

なんて言いながら。

ほかにも握力計や足つぼなど、いろいろ使わせていただいたところで、夫が迎えに来ました。

「今日は女湯が賑やかだったね」と息子。

「そうなの、ベテランさんがいてね、いろいろお話聞いてきちゃった」と私。

「おれは、今日27分入ったよ」と息子。

「気持ちよく入れた?」

「うん」

じゃあ、よかった。

ここで皆さんがおっしゃる「短時間」というのは「10〜30分」のようだし。

息子の体はちゃんと「今日はここまで」と分かっているんだな。

さすが、賢い体。

続きはこちら。


出会いを一つ一つ重ねて、自分はどうかな?と考えて。誰かと同じである必要はなくて、正解は自分の中にあることに気付いたから、焦らずマイペースでいられます。

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湯治

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