生姜は、ほとんどの漢方薬に含まれているといわれるほどに薬効の高い食材。
先日のアーユルヴェーダ講座で、皆さんに生姜がお好きか伺ってみると
生姜好きです!
抗酸化作用もあるというし、たくさん食べたいんですけど、その食べ方が分からないんですよねー(^^ゞ
生姜好きです!!
でも手間を省いてしまい、なかなか料理には使っていなくて…
余裕がないと冷蔵庫でしなびているパターンが多いです(^▽^;)
意外と「好きだけど、活用できていない」という矛盾が、多くのご家庭で起こっていることが分かりました。
生姜は、消化力を高め、未消化物(毒素)をためにくくしたり、便秘解消にも役立ちます。また、内臓が冷えがちなアトピーっ子の体を内側から温めてくれます。
現代栄養学的には、生姜の特徴的な成分「ジンゲロール」や「ショウガオール」は、強い抗炎症作用や免疫力強化効果があるそう。
今回は生姜を常備し、大袋で買っても、しなびさせずに使い切る我が家の活用法についてご紹介しますね。
大前提は「生姜は何にでも入れていい」
「生姜をなかなか使えていない」という方も、「〇〇には、生姜」という概念があるものは、恐らく生姜をしっかり使っているのではないでしょうか?
例えば、冷ややっこに生姜、かつおのたたきに生姜、焼きナスに生姜…みたいな。
そう限定せずに、「生姜は、何にでも入れてみたらおいしくなるんじゃない?」という前提で調理してみると、登場回数がぐーんと増えます(*^^*)
炊き込みごはんに生姜を入れる
炊き込みご飯に生姜を入れたことがある方は多いと思います。
(もし入れたことがない方は、ぜひ入れてみてくださいね。千切りでもみじん切りでもおいしさがアップします)
生姜ごはんもおいしいですよ(*^^*)
生姜ごはん
【材料】
お米 2合
お水 いつもご飯を炊く時の分量(硬めでもやわらかめでもお好みで)
昆布 5センチぐらい(なくてもいいですけどね)
生姜 スライス10枚ぐらいを千切りに(お好きな分量をどうぞ!)
塩 小さじ1
【炊き方】
①お米を研いで浸水させる
②お鍋(炊飯器)にお米を入れて、お水を加える。
③お米の上に昆布(細く切ってもいいです)、生姜の千切り、塩を加えて炊く
④炊きあがったら、さっくりまぜて出来上がり。
麺類にも生姜を入れる
焼きそば、ラーメンなど麺類にも生姜を入れます(*^^*)
焼きそばって、お店では紅ショウガが添えられますよね。
紅ショウガでなくても、炒め終わりに生姜の千切りを入れるだけでおいしくなりますし、栄養もアップしますよ。
汁物に生姜を入れる
普段のお味噌汁やスープ、鍋物も、生姜を加えると、一味違って、体もよく温まります。
私は生姜をすりおろすのが面倒なので、千切りで入れることがほとんどです。
我が家でよく作る、ボーンブロス(骨のスープ)にも、生姜が入ります。
おかずに生姜を入れる
煮物、炒め物など、タンパク質が入る場合や、里芋のようにねっとりした食材を使う場合には、必ずといっていいほど入れます。
消化に重いので、消化促進のためです。
せっかく食べたものの栄養を、消化吸収できないと悲しいですから。
生姜は千切りだったり、みじん切りだったり、その時の気分に合わせて。
生姜のおすすめ保存法
私も、以前は生姜をしなびさせてしまった経験があります。
試行錯誤して今、お気に入りの保存法は、タッパーに生姜を丸ごと入れて水を張り、冷蔵庫で保存する方法です。この方法だと、生姜がしなびることなく、長持ちします。
それに、こうしておくと、生姜がポロッとあるよりも使いやすい気がするんですよね。
生姜農家さんからは「冷蔵庫に入れずに」とアドバイスいただいたので、あまり大きな声で言えないんですが(;´∀`)
お好きなら、どんどん食べましょ
生姜は万能なので、さまざまなメニューでお使いいただけます。毎日の食事に少しずつ取り入れていくと、平熱が上がり、治す力が強くなります。
生姜がお好きでしたら、ぜひ、日々のメニューに生姜の出番を増やしてあげてくださいね(*^^*)