図らずもゴーヤ話が続き、ゴーヤブログみたいになっておりますが、違います(笑)。
息子は緑のゴーヤを食べたことがあります。なんと、嫌いではありません。夫より大人な味覚の持ち主です。
なので、ついに、この方を今日の晩ごはんに登場させようと考えました。
数日前に息子に食わず嫌い王されて、私が独り占めした完熟ゴーヤさん。
ここ数日、色の変化を観察し続けたゴーヤを今夜食べる気になったのは、こんな状態だったから。
面白くてペコペコやって遊んでたら、端っこが割れて、隙間から赤い種がのぞいていたので、切っちゃうことにしました。
種をつまみ食い。やっぱり甘かったです。
スライスして、炒めちゃいます♪
さぁ、前回食わず嫌い王だった息子は、食べられるのか?
息子はお皿の中の黄色いゴーヤの存在に気付き、眉間にシワを寄せました。
「無理しなくていいよ」と言うと、ゴーヤを私のごはんの上にお引っ越しさせてきました。
地道にゴーヤを選り分ける息子に「何が嫌? 緑のゴーヤは食べるじゃん」と聞くと「色が…」とのこと。
私「人参さんと、ほぼ同じ色だけど、人参も嫌?」
息子「人参は元々こういう色じゃん」
私「緑のバナナが、黄色くなるみたいに、緑のゴーヤが黄色くなっただけだよ」
息子「むしろ緑のゴーヤなら食べられるんだけどなぁ」
私「でも、緑のゴーヤより食べやすいよ?」
息子「おれ、苦いほうが好きだもん」
話してみて、ホントに色だけが問題なんだと分かりました。
「下処理した緑のゴーヤと、今日のゴーヤは同じぐらいの苦味だから、まず食べてみ?」
ようやく息子は黄色いゴーヤを少し口に入れました。
「あ、おいしいね。大丈夫だ」
「お代わりしていい?」
「おいしかったー♪ ごちそうさまー!」
安心したら、食わず嫌い王から食いしん坊に変身。
今夜は、息子に思い込みが外れる瞬間を見せてもらいました。
それにしても、私は緑より黄色が美味しそうに見えたのだけど、息子と夫は逆だったらしいと分かって、やっぱり人の価値観ってそれぞれなんだなぁと感じました。
もしかしたら、お互いに思い込みを外し合って、自由になるために価値観が違うのかもしれないですよね。
だから、異文化に触れたり、人と話すこと、知らないことを学ぶことは楽しいんだな。
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