2023年の梅仕事

20代の頃から梅酒をつくるのが大好きでした(=酒好きでした)。

梅酒に比べると、梅干しってハードルが高い!と思っていたんですが、初チャレンジしたのが2年前。

梅酒と違う楽しさ(梅酢が上がってくるまでの香りがなんともかぐわしく…たまらない)を知りました。

日に当てて、赤くなっていく様もまた面白い。

去年もやろうと思ったけど、まさかの外壁工事に阻まれ、断念。

という流れでの2023年。

無農薬栽培の梅を用意していただける梅仕事講座に本日参加してきました。

私一人で行こうかと思ったけど、夫と息子も一緒に行くことに。

持ち寄りランチの品に息子の大好物を数品作り、3キロの梅干しを仕込むべくお手伝い隊確保♪

梅干しづくり

青梅かと思いきや、今年は例年より熟すのが早かったそうで完熟梅。いい香り~☆

袋に入った梅を水洗いして、爪楊枝でへそを取り

今年は塩分控えめ10%で漬けることにした我が家は、アルコール(ホワイトリカー)で梅を拭く作業。

(15%以上の塩分なら、この作業は要らないそうです。だから2年前の私はこんなことしなかったんだなぁ)

傷んでいる梅があったら、よけておきます。

(ちょっとやわらかくなっちゃっているのとか、傷がついているものはシロップづくりや調理に使うとよいそうです)

拭き終わったら、樽(我が家は蓋つきバケツに漬物用ポリ袋装着♪ 二重のジップロックの袋でもできます!)に

梅、塩、梅、塩、梅、塩…とミルフィーユ状に入れていき…

梅の重さの2倍量の重しをします。

お水の入ったペットボトルでもいいかな、と思ったけど、ひよこ豆を袋に入れて重しを作ってみました。

うち、ひよこ豆は大量にあるので(笑)。お米でもいいそうです。

(ちなみにお味噌を仕込むときは塩を同じように袋に入れて重しにしています)

この状態で1週間ほどで梅酢が十分に出てくるはず。

梅干し作業は梅酢が出た後、また続きます。

続きはこちら。

梅スパイスシロップ漬け

ちょっと傷んだ梅ちゃんも生かしてシロップづくり。

まずは種を除くためにアボカドの種を取るみたいな作業から。

ぐるりとナイフを入れてクルッと回してタネを抜いていきます。

(青梅ならまな板と木べらで挟んで割って種を出すことができるらしいけど、今回は完熟梅だったのでそれはできず、刃物を使用)

種は別によけておいて、種を抜いた梅の実の重さをはかり、梅の重さの80%~同量のお砂糖を用意。

梅の実、砂糖、梅の実、砂糖…とミルフィーユ状に重ねていきます。

最後にシナモンスティック、カルダモン、クローブを散らして、仕込み完了。

梅と同量のお砂糖だと常温保存できるそうです。

今回は80%量。

出来上がるとこんな感じに(みんなで試飲したから水分が少ないかも)。

このシロップを炭酸水で割って、ブラックミントをのせると、こんなおしゃれな飲み物に。

我が家は、最近夫が重曹クエン酸水にはまっているので、その味付けに使ってもらおうかなと思います。

今使っている非加熱はちみつがなくなりそうだったから、ちょうどよかった。

そして、取り出した梅の種にはしょうゆを投入。

梅醤油は、ポン酢代わりにも使えるとのこと。

梅ちゃん、いいお仕事してくれて素敵だわ~。

梅料理バリエーション

今日の梅仕事講座の講師はパーマカルチャー研究所の三栗さえさん。

梅は血行促進、冷え性改善にもよいから、いろいろ使ってみて~!と梅干し活用法もいろいろと教えていただきました。

お豆腐の上にのっているのは、さえさんの梅びしお。

発酵大好きなさえさんらしく、米麹と鰹節が入っているそう。

手前の緑は、小松菜を間引いたものと細いアスパラさんに梅アチャール(インドの漬物のようなもの。スパイスやら油やらいろいろ入ってます)をかけたもの。

そして、こちらは梅納豆。ひきわり納豆と茹でたニラと塩麹とのハーモニー。

ちゃんと試食用のご飯も用意してくださるお心遣い☆

盛りだくさんな梅仕事講座、お腹も心も嗅覚も視覚も満足でした♪

梅はお腹のお薬だから

梅はアトピーっ子にも良いお薬だと思うのですが、息子は梅おにぎりはあまり好きではないみたい。

だけど梅パスタ(あわ麺使用)は大好き。

梅が嫌いなわけではないんでしょうね。

ほかにも、おかゆに入れてみたり、おかずの味付けに使っても食べるし。

今年の梅が出来上がったら、どうやって食べようかな…と妄想しながら、梅酢が上がるのを待つことにしよう。

伝統食の恩恵、ありがたい、ありがたい。

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アトピーと食べ物

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