今日は4か月に1回通院している歯医者さんへ。
上あごが小さいために奥歯の生え変わりがスムーズにいかなくて、乳歯が割れてきたのがきっかけでした。
「歯並びが悪くなるかも…」
矯正しようとまでは思っていませんでしたが、歯並びが悪いと虫歯にもなりやすいし、虫歯治療となるとアレルギー問題も関わってくるので、何かできることがあれば…と考えていたら、お友達が「口の中だけでなく、全身を診てくれる歯医者さんがあるよ」と教えてくれたのです。
そんなわけで通院2年になりますが、歯磨きのしかただけでなく、いろいろと教えていただいているので、教わったこと+我が家でやっていることをシェアしたいと思います。
舌の位置
初めてこの歯医者さんに行った時「舌が落ちてるね」と言われました。
舌の位置まで把握していなかったので驚いて、息子に聞いたら舌先が下の歯についているとのこと。
「上の歯の裏につくのがいいんだよ」と歯医者さんに言われて「そうなの!?」と息子。
どうやら姿勢の悪さが影響していたようです。
「食事の間だけでも、姿勢をよくするように」と指導を受けて、一層気を付けることにしました。
今日「舌先の位置は?」と聞かれて「上の歯の裏!」と元気に答えた息子。
お口の中で大切なのは、歯と歯茎だけではないんですね。
口周りのストレッチ
舌の次は口周り。息子は歯ブラシを噛んでしまう癖があり、歯ブラシはいつもすぐダメになってしまいますし、仕上げ磨きをするのにいつも四苦八苦していました。
そこで指摘されたのが口周りの筋肉の硬さ。
体の力が上手に抜くことができていないなぁとは感じていましたが、どうやら口周りもそうだったようで、私が仕上げ磨きをしようとしても歯ブラシが思うように動かないのは筋肉の硬さのせいだったようです。
手の指を入れたストレッチの仕方を教えていただいて、歯磨きの後に毎日やるように指導されました。
最初は習慣になっていないので忘れがちだったのですが、習慣にできてからは口周りがどんどんやわらかくなりました。
ほっぺを膨らませることもストレッチになりますね。上下の歯茎の外側にも空気を入れてあげる感じで動かしてみるのもいいと思います。
お腹のマッサージ
息子のアトピーがひどい状態なのを見て、おすすめされたのが腸揉み。
息を吐きながら押し込んでいくようにお腹をマッサージします。
ほかに両足をもって揺らしてあげたり、うつぶせの状態で背中やおしりを左右から揺らしてあげるといった内臓マッサージと体を緩めることを目的としたホームケアも教えていただきました。
無駄に力が入っていることが多かったのですが、今ではだいぶ力を抜けるようになってきました。
息子はホームケアが大好きで、お腹をマッサージしながら寝てしまうこともあります。
「大きな声で歌う」「笛を吹く」「風船を膨らませる」といったことも提案されました。残念ながら、これはあまりハマらなかったです(笑)。大きく息を吐くことが大切(副交感神経のスイッチを入れるためだと思います)なんだなと思ったので、痒い時など息を止めがちな時は特に、息を吐くことを意識させるようにしていました。
運動
今までブランコ、縄跳びを勧められたことがあります。
実はどちらも息子の苦手分野でした。ですが、歯医者さんをきっかけに頑張ってできるようになりました。
平熱は36.8度あるのですが、深部体温が低いため、運動して腸の温度を上げたいと言われました。
乳酸菌もよいそうです。
ヨガの鋤のポーズも、最初から勧められて今でも時々やっています。逆転(さかさま)のポーズは、下垂した内臓を元の位置に戻して働きやすくしてくれるものなので、勧めてくださったのかなと思っています。首を痛めないよう、よそ見禁止のポーズ。
歯医者さんで勧められたわけではありませんが、首や胸、お腹が痒い時はコブラのポーズが息子のお気に入りです。息子によると、痒い部分を刺激して、流れをよくしてあげられるのがいいみたいですね。
内臓マッサージには弓のポーズもよさそう。これでゆらゆら、ゆりかごみたいに揺れて。
歯磨きの仕方
歯磨きの仕方も毎回指導してくださいます。
上にも書きましたが、歯ブラシを噛む癖があったため、こんなものに頼っていた時期もありました。
柄がないタイプが息子のお気に入り。子どもサイズは本当に小さいらしく、小学生の息子は大人用。
このチューイングブラシも、めちゃくちゃ噛み倒してボロボロにしていました…でも、歯ブラシよりは日持ちしました(笑)。
歯医者さんで歯磨き指導していただいてからは、すっかり噛み癖がなくなって、歯ブラシが長持ちするようになりました。
「裏から磨くこと。表は1回、裏は2回。1か所につき20回磨く。手鏡を見ながら、フロスも使ってね」
歯科衛生士さんに、いつもの磨き方をチェックしていただいて、改善ポイントを楽しく優しく教えてもらいました。
「上手になったね~!」と褒められて、息子はご満悦。
虫歯もなくて、安心です。
歯並びはどうなった?
というわけで、食事中は姿勢を正し、歯磨き後はお口周りのストレッチ、気が向いた時にお腹のマッサージを習慣化して、できる範囲(できないことも多かった)で努力した2年で、息子の歯並びはどうなったのか?というと。
心配した歯並びは「八重歯がだいぶ上にあるけど、高校生ぐらいになったら下りてくるし、心配ないと思うよ」と言っていただきました。
狭くて生えてこられないのでは?変なところに生えちゃう?と思われた奥歯も、きちんとおさまりました。
食いしん坊は歯が命。
歯だけではなく、アトピーを含めて診てくださる歯医者さんに感謝です。
そして、こういったお口の中から全身を診てくださる歯医者さんが増えたなら、助かる人が多いだろうなと思うのです。
この歯医者さんを知って、アンテナが立ったようで、全国のそういった歯医者さんの情報が入るようになってきました。子どもたちが大きくなるころには、きっとスタンダードになりますね。
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