麻酔をするか、しないかの選択

今日は歯医者さんの予約日。息子は痛いことの中でも特に注射が嫌いです。

緊張気味の息子に、歯科衛生士さんが「治療のピークは前回だったんだよ♪ あれを乗り越えたんだから今日は大丈夫! 麻酔もしないよ〜」と声をかけてくれました。

「本当? やった~!」と喜んだ次の瞬間、「ごめん、まだ分からないって…」とさっきの歯科衛生士さんが申し訳なさそうに現れて、息子は「麻酔かぁ…どうせやらなきゃいけないんでしょ」とちょっとネガティブモード突入。

そんな中、今日の担当の歯科衛生士さんが息子と話をしてくれました。

麻酔はしても、しなくても、どっちでもいいよ。でも麻酔しないと、強く押される感じで響くと思うんだけど、我慢できる?

麻酔って、注射する前にコットン入れるでしょ? あれだけじゃダメなの?

塗るだけじゃ効果があまりなくて痛いんだよね。あれは注射を痛く感じないためのものなの。

そうだったんだ!

あれだけじゃダメなのか〜。

知らんかった…

新発見したね!

で、どうする?

麻酔しないでやる!

今日麻酔なしでやってみて、もし痛かったら、麻酔すげーなって思うと思うし。

なるほど! また新発見できるかもね。動かないで我慢できる?

え〜、麻酔したほうがいいのかな…

麻酔しないなら、2つ約束してほしいんだ。動かないことと、大きくお口を開くこと。

うん。麻酔なしでやる!

息子は自分で考えて、そう決めました。私も「息子は絶対大丈夫」と思っていたし、歯科衛生士さんと先生も、息子を信じてくれました。

治療前まで不安で手が落ち着かなかった息子でしたが(不安も痒みを増します)、いざ始まってみると「動かない」「大きなお口」の2つの約束を見事に果たしました。

私も「かっこいいぞ〜!」とテレパシーで声援を送りつつ。

「はい、これで終わり! うがいしてね」という先生の言葉で、思わず小さく拍手をしました。

息子はうがいをして一言。

いや~、思ってたより楽勝でしたね!

その場にいた皆が笑顔になったのでした。

息子、最高♪


今はこんなよく喋る息子ですが、5年前から急激に口数が少なくなって、1人で自分責め案件を抱え込んでいたことがありました。その経験から、何があったかよりも、どう思ったかが重要で、泣くのも怒るのも悪いことではなく、何を思っても、何を言ってもいい安心安全の場をつくることの大切さを痛感しました。

子どもの思いも大切だけれど、数年前からまずは自分の思いを見つめるようにしてみたら、息子との関係がよくなりました。どんなふうに見つめたかについては無料メルマガに詳しく書いてあります。ご興味のある方は読んでみてくださいね。

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