私がレッスンを受けているヨガの師は、日本語の中でも「ありがとう」「感謝します」「愛しています」が最もエネルギーが高い言葉だとよくおっしゃいます。
実際、ヨガのポーズをしながら、刺激を感じる部分、余韻を感じる部分に「ありがとう」と言ってみると、細胞が喜ぶ感覚がありまして。
息子が痒い時にも、アトピーに向かって「ありがとう、愛しています」と唱えてみたりしています(アトピーと闘っていた頃は、どうしても言えなかった言葉…)。
「大変!何とかしなきゃ」と不安になっていると、とてつもなく長く感じるガリガリタイムが、驚くほど短く済みます(我が家の場合)。
以前、おうち整体協会さんの体験講座を受けた時に、こんなことがありました。
これを見た友人がやってみたところ、マニュアル通り「ありがとう」の方が「バカヤロー」より腕が上がったそうです。
講座中で、なぜ私の腕はどちらも同じぐらい上がったのかなぁと考えてみると、思い当たることは一つだけ。
私は「バカヤロー」を怒りの感情を込めずに言っていたんです。絵の通り、ニコニコと。
つまり、何が言いたいかというと。
体に影響するのは「言葉そのもの」ではなく「思い」ではないか、ということです。
もし怒鳴られたとしても、それが愛だと感じられることもあるように。
優しい言葉をかけられたとしても、表面的に感じてしまうことがあるように。
それは、言葉を発した側だけの問題ではなくて。
言葉を受け取る側も、それをどのように受け取るかは自由なので、どう受け取るかで影響が変わってくる、ということかなと。
どうせ受け取るなら「ありがとう」のような高いエネルギーのものを受け取ることができたら、ハッピーでいられますよね。
そんなことを考えて、受け取り上手になりたいな~と思いました。
そして、「何を言うか」よりも「どう思っているか」を大切にしていこうと思いました。
そういえば、私は日々こうしてブログを書いていますけど、表現に悩んでしかめっ面で書かないように気を付けています。
口角を上げながら、時にはニヤニヤしながら。楽しい気持ちで書く。
というのは、冒頭でお話したヨガの師が、動画編集する時にもその時の思いが乗って、動画の出来に影響があるとおっしゃっていたんです。
うん、やっぱり「思い」は大事。
でも、こんなことを言っていると「ネガティブな思いを抱いてはいけない」みたいに受け取られるかもしれないので、念のために言っておきますと。
感じてはいけない思いはないです。怒りも、悲しみも、大切な感情です。
ただ、どうしてそう思うのかを掘り下げてあげると、自分の内側が「よく気付いてくれた!」と喜んで、輝きが増すと思いますよ。
こんなイメージで、私も日々の「自分の思いの観察」が浄化になるのを実体験中です。
あ、あと。
おうち整体協会のインストラクターさんは、毎朝目覚めるとお布団の中で、自分で自分を抱きしめて「ありがとう」と言ってあげるそうです。
自分を大切に扱うのにも「ありがとう」はパワーワードですね♪
【追記】その後、怒りの思いを込めて「バカヤロー」をやり直してみました。
私の腕も上がりませんでした(笑)。実証実験完了!
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