こちらの記事にご感想をいただきました。ありがとうございます!
いただいたご感想を抜粋してご紹介しますね。
「いつも『え?それ必要なの?』と思う事がある時は『モヤモヤ』しながら飲み込んでました。こういう時は周りの空気を読まずに自分が納得するまで聞いていいんですね〜。次回、違和感がある時は立ち止まってみたいと思います。そう思うと違和感がくるのが楽しみです!」
楽しみが増えましたか! よかったです〜♪
違和感をのみ込んじゃうのは、よくあること。「このくらい、まぁいっか」「言ったら面倒かな」なんて思って、なかったコトに…。私も身に覚えがあります。
「空気を読む」とは
昔、誰かが言っていました。「空気は読むもんじゃない。吸うものだ」と。
それはさておき、「空気を読む」について、goo辞書ではこう書かれていました。
その場の雰囲気から状況を推察する。特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する。
goo辞書
つまり、ざっくり言うと、その場の雰囲気や状況に合わせた言動をする、ということですよね。
今回ご感想をくださったこの方の「え?それ必要なの?」という疑問は、その場に合っていると私は思うのです。「空気を読まず」ではなく、むしろ主題じゃないですかね。
上記の辞書に書かれているような「自分がすべき、すべきでない」「相手がしてほしい、してほしくない」ことを考える…というのは
①自分への配慮に欠けるのでは?
②相手の望みを勝手に想像しているだけで、それが本当に相手の望みとは限らない
という2点から、お互いに苦しみを生むだけのような気がします。
「その場の雰囲気、状況を踏まえ、まず自分はどうしたいかを確認し、相手の真の望み、肯定的意図も感じながら、対話したり行動する」
これが、違和感をのみ込まず、周りとも調和できる方法かなと私は思っています。
肯定的意図とは
さて「肯定的意図」という言葉。
私は2年前に初めて知りました。人の言動の奥には、必ず「愛」や「よりよくなりたい」という思いがあるというのです。
誰かのイラッとするような言葉や行動にも。
何これ、信じられない!と思うようなことにも。
知ったばかりの頃は「マジで?」と思いました。だって絶対悪みたいの、あるじゃん?って(その悪は私が作り出していたのだと後で知りました)。
でも、この2年、自分を掘ってみて、自分にも息子にも夫にも「どうしたかったの?」と聞いたり、奥にある思いを探っていたら、見え方が変わってきたんです。
動画は「知りたい」「分かりたい」から見ている。自発的な学び。ジャンルを問わず幅広く学びを得られる。
ゲームは「自分で決めたことをやり遂げる」経験の積み重ね。国語力、計算力、決断力、判断力、調査力なども養われる。
やり過ぎでは?と思うような病院の検査も「客観的データを見て、安心したい」「元気に回復してほしい」から提案された(医師命令ではなく提案なんだと考えたら、リラックスして話し合えそうですよね)。
目の前に現れた表面的なことではなくて、その人の奥の奥にある思いを感じるように意識をしてみたら、ふっと「あぁ、そうか。みんな、よりよくなりたいんだ」と思えて安心でき、ずいぶん楽になりました。
みんな同じ人間
年齢とか肩書(職業)とかで、「この人は目上の人」「この人はプロ」と思うと、たとえ違和感があっても言いにくいということもありますよね。黙って言うことを聞いとくか…と諦めにも似た感情がわくことが。
私もそうだったんですが、20代後半で耳下腺腫瘍ができた時にそうも言っていられない状況になりまして。
私に東京の専門病院への転院を勧めていた主治医が、ある日、何の引き継ぎもなく、もちろん私にも言わずにいなくなっちゃったんです。呆然としました。彼にもきっと何か事情があったんでしょうけど。
代わった医師は転院の提案については知りませんでしたから、そのまま手術する話を進められそうになって、「いやいや、実はこんな話が出てまして…」と私から転院をお願いする形になりました。
この時に「そっか、この人たちも同じ人間だもんね。対等でいいんだ」と医師に対して初めて思えました。そりゃ年齢も上だし、プロではあるけれど、それ以前に同じ人間。
このことに気付いたのは、突然いなくなった主治医のおかげ。この後も、いろいろな場面で「この人も同じ人間だから、思ったことを言って大丈夫」と思えるようになりました。とても感謝しています。
息子が学校に行かない選択をした時も、学校と話し合いをするに当たり「先生方も、息子のよりよい成長を願ってくださる同じ人間」と思ってやり取りすることができました。
穏やかに、無邪気に放ってみる
違和感がある場面では
①自分に正直な思いを言語化し
②相手の肯定的意図も汲み取って(自分が安心して話せる土台になります)
③怖がらず、穏やかに、無邪気に放つ
が私のオススメです。
結果はどうあれ、放ったエネルギーはよい作用をもたらしてくれるはずですよ♪
アトピーにも、奥の奥に肯定的な意図があると思っています。それに気付けたら、アトピー子育ても、周りとの関係も、ずいぶん楽になりました。詳しくはこちらの無料メルマガにまとめました。ご興味のある方は読んでみてくださいね。
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