
アトピーがひどい時は、お洗濯も悩ましい。せっかく洗ったのに、なんかスッキリきれいにならないことが多くて、プチストレスがたまっていきます。
血液や浸出液の汚れが取れても、古くなった皮膚の表面がはがれ落ちた落屑(らくせつ)が繊維にくっついてしまうんですよね。
皮膚の新陳代謝によって、誰にでも起きる落屑ですが、アトピーなどの皮膚疾患があると、皮膚のバリア機能が低下して乾燥し、皮膚の表面がはがれやすくなります。そこに掻く刺激も加わり、落屑の量が増えたり、粉というよりフレーク状の大きなものになったりすることも。
私も、アトピーっ子の衣類や寝具のお洗濯に悩んだ時期があります。必死になって、シーツや布団カバー、タオルケットを洗うために、1日3回洗濯機を回し「干すところが足りない!」と頭を抱えていました。
豊富温泉で湯治を続けている今では、ありがたいことに、アトピーっ子の傷もすっかり塞がって、落屑もかなり減り、洗濯機を毎日回さなくても大丈夫になりました。
今回は、砂場ができそうなほど落屑が多い頃のお洗濯で、私がどんなことをしていたか、3つにまとめてご紹介しますね。
①洗濯機に入れる前に落屑をはらう
落屑がついたものを洗濯機や、洗濯カゴに入れる前には、落屑をできる範囲で落としておきます。
落屑の落とし方は、例えば、こんな選択肢があります。
- 掃除機で吸う
- 集めてごみ箱へ
- 外でバサバサしてはらう
- ブラシをかける
- 粘着テープで取る
私は、外でバサバサしてはらうことが多かったです。
でも、お天気が悪い日や、冬はそんなことはできません。
なので、床に落としちゃって、お掃除することもありましたね。
シーツは四隅をつまんで真ん中に落屑を集めてから、ごみ箱へ捨てることが多かったです。
乾いたサラサラの落屑であれば、これで大半は落ちてくれるのですが、浸出液も出ている場合は浸出液と落屑が合体して衣類やシーツに張り付いていることがあります。
すると「はらう」では落ちず、「はがす」作業が必要になります。
私は、くっついた落屑は大きなものだけ取って、あとは、そのまま洗濯機に入れていました。
②水量やすすぎの回数を増やす
洗濯機の中でも、何か対策できないかと思い、やってみた中でよかったのは、洗濯物を詰め込みすぎず、水(お湯)を多めにしたり、すすぎの回数を増やすこと。
私が受講した自然派お洗濯講座では「すすぎは最低でも2回」と教わりました。
「すすぎ1回でOK」と表示された洗剤もありますが、洗剤の成分は、すすいだ後も繊維に残ることがあるのだそうです。
残った洗剤成分が、アトピー肌への刺激になる可能性を少しでも減らしたくて、私はすすぎを念入りにしています。
うちは、今では2回すすぎですが、アトピーがひどかった頃は3~4回すすぎをしていたこともあります。
お洗濯に時間はかかってしまいますが、そこは手洗いではなく、文明の利器・洗濯機さんが働いてくれることに感謝して、しっかりすすいでもらいました。
節水、節約したいところではあるけれど、別のところですればいいかな、と切り替えました。
ちなみに、こんな浮くタイプのくず取りネットを購入して、使ってみたことがあります。
洗濯機に元々ついているくず取りネットだけでは追いついてないかも?と思って使ってみたのですが、うちの場合はそんなことはなかったみたいです(^▽^;)
洗濯機の仕組みによっては、こんなのを使った方がいいケースもあるかもしれませんね。
③粘着テープでペタペタ
洗濯物を干して乾いたものをよく見ると、細かい粉がまだついていることがあります。
私は畳みながら、気になるものは粘着テープで取っていました。
コロコロではなく、ガムテープを人差し指と中指の2本に巻き付けてペタペタ…
落屑の量が多い時は、すぐくっつかなくなって交換していました。
「めんどくさいな」と思ったこともありますが
「いつか、こんなことをしなくてもいい日が来るんだろうな」と切り替えて、ニヤニヤしながらやったことも、今では懐かしい思い出です。
完璧を目指さず、笑顔でいられるように
落屑が多い時、私がやっていたことは、お洗濯の作業にプラスすることなので、多少手間はかかります。
でも、「粉まみれじゃん…」「洗い直さなきゃ(~O~;)」とガッカリな結果に何度も見舞われた私が、ズボラながら続けられた改善策です。
「なんかスッキリしないな」とプチストレスを抱えているのなら、1つからでも試してみてください。
①洗濯機に入れる前に落屑をはらう
②水量やすすぎの回数を増やす
③粘着テープでペタペタ
私は、お洗濯は完璧にきれいにすることを目指さなくていいと思っています。お洗濯でクタクタ、しかめっ面になりたくないから、20点の仕上がりでも「今日はこれでOK」という日があってもいい。
それよりも、私がアトピーっ子のお洗濯をする中で発見だったのは
「お洗濯って、子どもの肌を見なくても、肌の状態がざっくり把握できたり、回復への祈りにもなるんだなぁ」
ということでした。
落屑をはらいながら、落屑の大きさの変化を何となく観察したり
すすぎの回数、水量を増やすことで、しっかり洗い流されていく様子をイメージし
粘着テープでペタペタする回数が変わっていくのを感じて
「粉の量が減ったな」
「粉が細かくなってきたな」
「血や浸出液がつかなくなってきたな」
いいこと探しをしていくと、しんどいお洗濯も「いい塩梅(あんばい)」で笑顔でできるようになってくるから不思議です(*^^*)
【関連記事】血がついた時や浸出液のにおいが気になる時でも、自然派お洗濯で対応できる方法はこちら。

【関連記事】落屑が多い時、一番悩ましいお掃除については、こちらに書いてあります。


