アトピー子育てと遊暮働学

息子のアトピーと闘っていた頃、息子が痒がってたら「私が何とかしなきゃ」と思っていました。

なぜそう思っていたのかと大本を辿っていくと…辿り着いたのは奥底にあった「私のせいで、この子がアトピーになってしまった」という罪悪感。

医師や身内に言われることも多く、自分でもそう感じているから、繰り返し傷つき、いつの間にか自分で思っている以上に傷が深〜くなっていたのです。

自分を責めているから苦しくなり「何とかしなきゃ」とどんどん追い立てられて焦り、不安にもなります。

私の中でアトピーはどんどん悪者になっていき、私は被害者になってしまっていました。

標準治療もしたことがあります。息子の場合は、肌だけの問題ではないと思いました。それぞれに合った治療法があると思っています。

だけど、そんな罪悪感は持たなくていいと分かって、私が何とかしなくても大丈夫!と思えるようになりました。

なぜ罪悪感が不要になったのか、というと。

私自身を癒やし、息子のアトピーをようやく肯定的に受け入れられたからです。

息子は、あえて自分でこの体を選んで生まれてきた勇者だ。

息子も、私も、周りの人たちも、息子のアトピーを通してたくさん学ぶことがあるんだ。

だから息子は息子のやり方で成長し、困難も乗り越えられる。

絶対大丈夫!

そう信じられたら、息子が痒くても慌てず冷静に、時には笑いながら声をかけることもできるようになりました。

息子の肌よりも、自分の感情や考えていることを見るようになり、息子にも気付いたこと、感じたことを教えてもらうようになりました。

アトピーは衣食住全てに関わるから、暮らし自体がそのまま息子に必要な学びになっているなぁと感じます。

学校に行かない選択をした息子ですが、学校では学べない智慧を、学校外で自分で学ぶカリキュラムとして生まれてきたんだなぁと思うのです。

おかげで私も一緒に日々学ばせてもらっています。

例えば、自分仕様のウスターソースを作る!と思う小学生がどのぐらいいるでしょう。

息子が漫画「クッキングパパ」を読んで「アレルゲンを使わずに、おれ仕様で作りたい」と取り組んだウスターソース作りは、今では数ヶ月に一度の我が家の恒例行事になりました。

(ウスターソースの作り方が載っているのは、こちらの102巻。こした後の残り滓でカレーの素を作るレシピもあり、それも毎回作っています。うえやまとち先生に感謝!)

アトピーだからこその財産というか、才能というか。目線。経験。

それは決して弱みではなく、生かされるものだと思うのです。

私も、息子のアトピーさんにはたくさん視野を広げてもらっているので。

アトピーは私たちの味方だと思っています。

「できない」を見るのではなく「できる」に目を向けるとワクワクしますよね♪

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