アトピー湯治移住⑧豊富町公営住宅とライフライン

豊富（とよとみ）町へ移住するに当たり、やることになった各種ライフラインの手続きについても振り返って書いてみますね。
解約、契約ともに、お引っ越し日の1週間前までに全て済ませておく、という目安でお電話したり、インターネットや郵送で手続きを少しずつやっていきました。

電気
水道、ボイラー
ガス
Wi-Fi

電気

電気はお電話かインターネットで手続きできました。

お電話すると、自動音声でインターネットの手続きをオススメされるので、やってみようとしたんですけどね。
新居の住所に番地がないため(よく聞き返されるやつ(^▽^;))、インターネットだと、番地が必須項目になっていて先に進めず…にっちもさっちもいかず、お電話し直しました。

その際に、最後に「一緒にNHKの手続きもできますが、いかがですか？」と聞かれました。
私は既にインターネットから住所変更手続きを済ませていたので（こちらは番地がなくてもいけたらしい）お断りしました。
ちなみに、郵便局で郵便転送手続きの書類をゲットしてみたら「あら、ここにもNHKの契約書が…」。
なぜ、NHKだけ、あちこちにくっついてるんだろう？
・・・あ、話がそれましたね。

電気は新居に入ったら、ブレーカーを上げるだけで使えるようになりました。
必要書類は郵送されてきました。

水道、ボイラー

お引っ越しの１週間前にご連絡したら「こちらに着いたらお電話ください！」と元気に言われたので、新居の鍵をゲットして、最初にご連絡したのがボイラー業者Ｏさん。

Ｏさんは30分後に来てくださいました。素早い対応！

Ｏさんが台所の水をジャーッと出すと、茶色い水がしばらく出ました。

それからすぐさまボイラーのご説明。
「とりあえず40℃にしておきます。お風呂の湯だめをする時は50℃にしておいたほうがいいですよ」

わぉ、50℃！

続いて水抜きのご説明。
「日常普通に暮らす分には必要ないですけどね。１日でも家を空ける時は水抜きしたほうがいいですよ。マイナス15℃になるから」

口でバーッと説明はされたものの…覚えていられる気がしないレベルの複雑さ。
「マニュアルはないんですか？」と水抜きは百戦錬磨のはずの道産子夫。

「ないんですよ。役場で作ってくれたらいいんだけどねぇ」とＯさん。
「水抜きをお願いされたこともあったけど、やりたくないんですよね〜」
「水道を凍結させちゃうと、大変だしねぇ～」

どちらのお気持ちも、分かります(^_^;)
水抜きのマニュアル欲しいなぁ。
町役場にお願いするべき？

ボイラーのリース料は毎月口座引き落としでお支払いです。
北海道では蛇口をひねるとお湯が出るのはとてもありがたい。
ボイラー、とっても大事です。

公営住宅はFFストーブを自分でつけなければなりません。
Ｏさんには、ストーブについてもご相談させていただきました。

ガス

ガス屋さんは多忙で、なかなかお会いできず。
原因は人手不足のよう。←ガス屋さんに限らないやつですね。

ガス屋さんは複数の資格が必要で、しかも国家資格だから試験が年に１回しかなく。
新入社員が入っても、一人前になるには時間がかかるのが現状で、稚内のガス屋さんも激減しているんだそう。

退職したり、病気になったりで、すっかり減っちゃいまして…

そうなんですね〜(>_<)
ガス屋さんが減っちゃったら困る人が多いですよね。

ん〜、でも今はIHが増えてますからね〜。

え、そんなに増えてます？

震災があって、いくらか戻ってきましたけどね〜。

あ、やっぱり。
そうですよね〜。

私は岩手にいる頃、停電を何度も経験しましたが。
水道とガスと反射式ストーブは使えたから、冬でも大して困らずに済みました。
ガスの頼もしさ、ありがたさをしみじみ感じたものです。

貴重なガス屋さんは、システム化で検針などを省力化できるようになって、お仕事が楽になったお話もしてくださいました。
「前は会社に帰ってからパソコン打ちしなきゃいけなかったんですけど、今はそれがなくなって楽なんです」
「検針結果は、紙をご希望だと郵送になるので有料ですが、LINEやメールだったら無料でお知らせできます」
「カードでお支払いいただけると楽ですよ。イオンのカードはお持ちです？　WAONのポイントも付きますよ」

へぇ～、まさかのWAON！

「その代わり、落としちゃいけない機械をたくさん持たなきゃいけなくなったんですけどね」と笑っていらっしゃいました。

ガス屋さんのお仕事の形も、ずいぶん変わっているんだなぁ。