プハンに出会って3年ぐらいになります。
着火式プハン、手動式プハンがありまして、うちで使っているのは手動式。
プハンの普及に尽力された韓国の奇ジュンソン先生のお弟子さん、望月佐知子先生から直接教わることができる講習会がありまして、望月先生のお店(DEPOL)でこのプハンも購入しました。
講習のDVDや冊子もついていて、自然療法好きにはワクワクしかないセットでした。
今DEPOLさんのページでは「個人輸入代行品となります」とだけ書かれていますが、問い合わせたら対応してくださると思います。
探してみたら、こちらのお店にもありましたが、DEPOLさんのように詳しく説明がついていないかもしれません。
初心者ではなく、使い方が分かる方なら、こちらでも問題ないかと思います。
DEPOLさんで売られている専用ローションもおすすめ。
毒素排出を促進してくれるし、プハンも吸い付きやすくなります。
息子の背中は、プハンがあまり吸い付かないほどガサガサ、ザラザラしていて、ローションをたっぷり塗らないと吸いつかない状態だったのですが、最近は普通量でもいけるようになってきました。
このローションを塗ったら、プハンを当てて、手動式ポンプで吸い上げます。
基本は吸いつけてから5分置きます。
オレンジの部分を斜めに押すと空気が抜けて簡単に取れます。
プハンを取ったら、毒素が出てきているので、ローションごと、よく拭き取ります。
(講習会で「これが毒素!」と実感させられる実習がありました。すごかったです…)
拭き取った後の肌には、新たにローションかクリームを塗ります。
プハンした後は血行が良くなり、痒みを感じることもあります。
使い終わったプハンは無水エタノール(IPと書いてないもの)で消毒します。
毒素がついているので。
プハンの痕の黒っぽい紫色は滞っている部分です。
息子は、まだまだためこんでいるもよう。
これがだんだん赤く、ピンク色になっていけば「よい状態」です。
ちなみに、全く色が出ない場合は血行が悪い状態なので、同じ箇所を再度やります。
すると、色が出てきます。
大人だと1週間ぐらいこの痕が残っていますが、子どもだと2~3日で消えます。
プハンし終わると、息子は「体が軽くなった~!」と言います。
私「まだまだド紫だからね~、しばらく続けてやった方がよさそうだよ」
息子「そうだね。もっとやってほしいくらいだけど」
私「一度にやるより、続けた方がいいよ。私の腕も、もたないわ」
息子はこういう施術が大好きなので、永遠にやらされそうになります。
「息子のために! アトピーを早く治すために!」と以前は根性で頑張っていましたが、今は喜んでできないことはやらないことにして(自己犠牲してストレスをためたら元も子もない)、丁重にお断りします。
背中はともかく、ほかの場所は自分でもできちゃうし。
セルフケア、ホームケアは自分でやった方が気づきは大きい。
「自分ごと」になるから、です。
ついつい手を出したくなっちゃうけれど、一歩引いて「大丈夫だよ。できるよ」って声をかけながら、息子を観察する楽しさがここ数年でようやく分かってきました。
以前は「大変だけど、私がやった方が早い」なんて思ってました。
何を急いでいたんだろう。
ヨガと一緒で、ゆっくりだからこそ、分かることがあるんだなぁ。
息子のプハンの痕が、ド紫からピンクになっていくのを、息子の傍らでゆっくり観察していこうと思います。
プハンも、最初はまず自分にやってみました。
そして感覚をつかんでから、息子にやってあげました。
アトピー子育ては、つい子どもやアトピー対応を優先させて、自分が後回しになってしまいがち。
でも、アトピー子育ても「子どもの前に、まず自分」。
どういうこと?と思われた方は、ぜひ無料メルマガ「アトピーと闘わない子育て」を読んでみてくださいね。
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