例えば完熟ゴーヤのように、初めて扱う食材をどう調理するか

アトピーっ子、アレルギーっ子と暮らしていると、食べられないものの多さに「どうしよう…」と思うこともあるのですが、食べられる未知のものも多々ありまして。
食の世界は、本当にワンダーランドだなと思います。

アトピーにはビタミンCの摂取も大事なんですよね。
夏のビタミンCといえばゴーヤ。

緑色のゴーヤがメジャーですが、ゴーヤが熟すと黄色くなるってご存じですか?

実際に畑で出会ってしまいました

きらくる村の畑で黄色く熟して、はじけちゃっている子たちを発見した夏。
欲しい…。
こんなのを見ちゃったら、ワクワクしかない。
つい、こんな言葉が漏れ出てきました。

この子、いただいてもいいですか?

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え、これ、食べられるんですか?

はい、食べられるって聞いたことあるんで。
家で実験してみたいんです!

いざ、収穫♪

収穫させていただくと、とても脆くて、相当優しく扱わないとどんどん砕けていく感じ。
上の写真のボウルに入れたゴーヤは、一切包丁を入れていません。
自然に割れた状態。

どんなお味なんだろう?とワクワクする私。
「ホントに食べられるのか?」と懐疑的な夫と息子。

種の赤い部分も甘い!

まず種から。
ボケボケ写真になっちゃいましたが、赤い部分が可食部。
下の茶色いのが食後の種。

苦みが全くない!
フルーツ感覚で食べられました。
この感動を分かち合いたくて夫と息子にも勧めましたが、断られてしまい…
しょうがないから、独り占めしてやりました( *´艸`)

やわらかい実はどうする?

で、肝心の実の方は。

収穫した時から脆さがあったため、調理の仕方が緑のゴーヤとは違うかも?と思い、念のため調べてみたら、そのまま生で食べている方も。

サラダ、スムージー、ジャムやクッキー、シフォンケーキなどなど…
完熟ゴーヤのレシピは数々あれど、チャンプルーは出てこない。

でも、私はどうしてもゴーヤチャンプルーを食べたい。
息子のアレルギーがあるから豆腐も卵も使えないけど。
我が家にあるのは豚ばら肉じゃなくて、ひき肉だけど。

試しに、完熟ゴーヤのかけらを口に入れてみました。
最初は苦みを感じず、後からゴーヤらしい苦みが少し来る感じ。
このぐらいの苦みなら下処理もいらなそう。

緑のゴーヤみたいにシャキシャキしていなくて、やわらかいので包丁を使わなくても手でパキパキ折れちゃうし、生食する人が多いのも納得。

でも味見をしてみて、何となく完熟ゴーヤでも、ゴーヤチャンプルーができそうな気がしたのでLet’s cooking♪

完熟ゴーヤでチャンプルー風重ね煮してみた

①まずは、激やわなゴーヤ以外の具材を重ね煮。

②火が通ったら、火を止め、完熟ゴーヤのスライスを投入し、塩、胡椒で味を調え、完成!

完熟ゴーヤは混ぜる時に、どんどん砕けてしまいそうだったので最後の方に入れました。
出来上がりの写真を撮り忘れ、夢中で食べちゃうほどに美味しかったですよ。

完熟ゴーヤに恐れをなした人たちにはキュウリを

この日、完熟ゴーヤに箸をつけることができなかった、うちの男子たちには別メニューを。

息子仕様(アジの代わりに鶏肉使用)の冷や汁。
数年前までキュウリが苦手だった息子も、喜んで食べるようになった夏の味。
上の写真は、だいぶ食べてから撮影したので、キュウリがさっぱり見当たらなくなってしまいましたが(^▽^;)

息子によると「マルチアレルギーになってよかったのは、野菜をおいしく食べられるようになったこと!」だそうです。

【関連記事】息子が完熟ゴーヤを食べられたお話はこちら。

未知の食材で、しかもおいしいものと出会えるとウキウキ、ワクワクしちゃいます。
旅行先などでも、そういう体験をすることがありますよね。
アトピー子育て、アレルギー子育てでは、そういう経験を日常に増やすと楽しくなります。
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