アトピー&アレルギー子育てをしていると、食について考えたり、手作りすることが増えます。「安心安全な食」について考えるうちに、お仕事として、食に携わりたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
調理師など本格的に勉強できればいいけれど、正直、そんな余裕はない。これまでのアトピー子育て経験を生かして食の大切さ、安全な食を伝えるお仕事ができたらいいな…
そんな方には、「食品衛生責任者」という資格が味方になってくれます。
食品衛生責任者とは
飲食店や食品製造業など食品営業施設において衛生管理を担う責任者のこと。
食品衛生法により、営業者は店舗ごとに1名以上の「食品衛生責任者」を置くことが義務づけられています。
一般社団法人 京都食品衛生協会ホームページより
調理師や栄養士などの資格がなくても、この「食品衛生責任者」であれば、食中毒など食にまつわるトラブルを起こさないよう留意できるとみなされ、小規模の食に関わるお仕事をすることができます(大規模になると「食品衛生管理者」という、似た名前の別な資格が必要です)。
「食品衛生責任者」養成講習会で学ぶ内容は、食品衛生学2.5時間、食品衛生法3時間、公衆衛生学0.5時間の計6時間。
リアル受講だと、会場缶詰めで一気に6時間受講し、1日で取得可能。
eラーニングだとマイペースで進めて、申し込みから30日以内に修了する必要があります。1日1時間やったら1週間、1日30分なら2週間、1日15分なら4週間で終わる分量。ですから、自分でどのぐらいのペースでやるか決めて、先延ばしにしないことがクリアするカギになります。
申し込み
食品衛生協会は自治体ごとにあります。
例えば北海道なら、札幌市民は札幌市の食品衛生協会の講習を、札幌市民以外は北海道の食品衛生協会の講習を受ける形です。
「食品衛生責任者 〇〇(都道府県名)」で検索すると出てきます。
eラーニングの端末はカメラ付きが必須。パソコンもありますが、私はスマホでやってみようかな、と思っていたら、受講案内にこんな表が。
パソコンが◎、スマホ(Android)は△。でも✕じゃない。万が一不都合があったらパソコンに変更できるようなので、スマホでGO。
申し込みフォームに名前や住所など入力した後、受講料1万円をお支払い(カード払いとコンビニ支払いを選べます)。
折り返し届いたメールから、受講ページに入れます。
受講開始
IDとパスワードを決め、顔認証の写真を撮ったり、テキストの送付先を自宅か勤務先かを選んで答えると、講習動画などが見られるようになります。テキストが届くのを待つ必要はありません。
動画の長さは10分かからないものから30分以上のものまでまちまちです。
新しい動画を見るたびに、顔認証チェックされます。夕方に暗くなって、電気をつけずに写真を撮っても認証してくれるか実験もしてみましたが、大丈夫でした(^_^)
今のところ、スマホ(Android)でも全く問題なく動画を見られています。初日はちょっと頑張って4本見たところ(1時間半ぐらい)で終わりにしました。
試験は全部で4回あり、何回でも受け直しができます。
「やってみたい」を叶えよう
こんな感じで、この資格はその気になったら、すぐ取り組めます。「食」という身近なお仕事を、自分の形で作り出す可能性が広がりますので、ご興味がある方は、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。
一緒に「やってみたい」を叶えましょう(*^^*)
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去年は受ける気にならなかったこの講習、状況が変わって受ける気になりました。
環境が変わると気持ちが変わります。気持ちが変わると体も変わります。いくつになっても成長期。
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