
アトピーっ子が不安そうに、無意識に掻いていること、ありませんか?
学校に行く時、何かやっていてうまくいかない時、初めてのことで緊張する場面で、気付いたら手が動いている…そんなこと。
ストレスがかかっているんだなーと分かりやすくて助かっている部分もあるんですが、できることなら動かないでいてほしい場面もありまして。
例えば、息子の歯科受診日。
息子は不安になると指先でお腹を丸くなでるのが癖のようになっていました。
前回、歯医者さんに行った時も、ずっと手が動いていました。
それが今日、最初は少し動いていたものの、まもなく動きが止まり、手を組んでお腹の上に置きました。
痒くなくても肌に触れている時がある

息子はストレスがかかると、顔をワシャワシャしてみたり、体をガリガリ掻き始めることがあります。
なので「意に沿わないんだな」ということが分かりやすい。
もはやボディーランゲージと化しています。
だけど、これは息子の感情表現の一つにはしたくないなと私は思っています。
「意に沿わない」のであればボディーランゲージではなく、「嫌だ」「こうしたい」と言葉にできるようになってほしいのです。
それで先日、明らかにストレス反応だなと思った時に、息子にこんな話をしました。

痒くて掻いているならいいんだ。それは自己治療行為だから。
でも、今は痒いのかい?

ううん、痒くない。

じゃあ、もしかして癖?

そうだね。癖だね。

そしたら、その癖を変えられたらいいね。
癖を変えると、人生が変わるよ。

分かった。
やってみるよ。
無意識の癖を意識化する

この話を覚えていたのでしょう。
今日の息子は、手をお腹の上の置いたままで治療を終えることができました。
私は、そんな姿を見るだけで感動で涙ぐみました(親バカです)。
癖というのは無意識。
意識に上って、自分で変えようと思わない限り、変わらないことが多いです。
何かしらのきっかけが必要。
息子はきっかけをつかみました。
そして「変えよう」と思って実践した。
それが素晴らしいなと思いました。
思うだけでなく、行動できるというのはなかなかできることではありません。
帰り道「素晴らしかった。感動した。これで息子の人生変わるわ」と息子に伝えました。
「人生が変わる」は大げさではない

癖を変えれば、人生が変わるなんて大げさじゃない?と思われたかもしれません。
でも、私はこんなふうに考えました。
癖を変えたら、おのずと行動が変わります。
⇒ex.息子は今日、癖を変えて最後まで落ち着いて治療を受けられました。
すると、周りの反応も変わります。
⇒ex.きっと歯科医師も、以前のように息子が動いていた時より今日は集中して治療してくださったと思います。私も落ち着いて見ていられました。
周りの反応が変わったのを受けて、意識が変わります。
意識が変わると、人生が変わります。
⇒ex.自分で変えられる小さな実感を積み重ねていけたらと思います。
フラットにきっかけづくりを
こんなふうに、掻いているからといって、痒いとは限らないことがあります。落ち着くための、無意識な行動の可能性も。
だから、無理にやめさせようとしなくていいのですが、歯医者さんのように動かないほうがいい場面もありますよね。
「痒いの?」
フラットに聞くことで「無意識」が意識化されます。すぐに変わらなくても大丈夫。気づくきっかけをつくることが、最初の一歩になります。
よかったら、できそうなタイミングで試してみてくださいね。
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