手だけでできる、アトピーっ子のおうちケア

痒くてガリガリ掻いている子どもを見ていると、傷がつきそうでザワザワしてしまいます。

慌てて保湿したり、お薬を塗ったり、ほかにもいろいろとやってきました。

気が休まらなくて「これ、何とかならないかな…」と楽になる方法を求めて、息子とあれこれ試してきました。

そして、最終的に落ち着いたのが、手で押したり、揉みほぐしたり、ただ当てたり…のシンプルな方法でした。

痒いのは、悪いこと?

アトピーっ子は搔いたら気持ちいいから、掻くんですよね。

一般的に「痒い」が伝えたいメッセージについて調べてみると

  • 体に付着した異物を取り除いてほしい
  • 血行不良の部分に、血液を集めてほしい

といった体からの緊急のお知らせであることを知りました。

掻くのは、自分の身を守るためであって、決して傷つけるための行為ではないんだな。

たとえ、結果的に傷だらけになっていたとしても…

「だったら、掻くだけじゃなく、さすったり、押圧したり、揉んでもいいんじゃない?」

そう思って、小さい頃からモミモミしてきました。

「押して」と言われる意味

中学生になった息子は、今も時々「ここ押して」「揉んで」「手を当てて」とリクエストしてきます。

自分でやればいいのに…と思うけれど、自分では物足りないみたいで、最終的にはワシャワシャ掻いたりすることも。

それでも私に「やってほしい」といってくるのは、痒みには爪だけではなく、指や手のひらで癒せることもあるんだよ、と教えてくれているように思うのです。

さすっていれば異物を取り除けるだろうし

押圧すれば血流をよくすることもできるのだから。

「気持ちいい〜」と言われるのは、素直に嬉しい。

私の手が必要とされるうちは「大丈夫だよ〜」と楽しんでゆるめてあげようと思っています。

きっと、母乳と一緒でいつの間にか卒業しているんだろうな。

「触れる」は心の潤滑油

押したりもんだりしながら「ここが硬いね」「左右差があるね」とおしゃべり。

この痒みやお肌は何を伝えたいのかな〜と、最近あったことや変化に思いを巡らせて(悪者探しではなくて)、その時、どう感じたのか伝え合ったりします。

肌に触れる時間は、感情の伝え合いもしやすい時間に感じています。

心の距離が離れて、会話が減ってしまった時期も経験したからこそ、私たちにはとても大切なのです。

まず触れてみることから

先日、急に粉を吹いて痒くなった息子の顔は、おしゃべりしながらモミモミしたら、粉吹きも痒みも落ち着いたようで、「手を当てるのも保湿」ってホントだなぁと思いました。

痛いところ。

痒みがあるところ。

感じていなかったけど、触れてみたら「あれ?」と感じるところ。

体に触れてみると、発見があります。

まずは自分の手や足、耳を揉んでみるのもおすすめですよ。

食べ物のこと。

お掃除やお洗濯のこと。

病院や学校のこと。

家族のこと。

「これでいいのかな…」としんどくなりがちなアトピー子育て。

その不安の根っこが、少しでもやわらぐように。

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