ストレスを悪化させずに恵みに変えるには

私たちは、さまざまなところでストレスを受けながら暮らしています。
アトピー子育てをしていると、より強く感じられるかもしれません。
眠れなくなったり、呼吸が浅く息苦しくなったり、イライラしたり、とにかく不安だったり。
心地よくない状態は、あまり長引かせたくないですよね。

あなたのストレス解消法は?

ストレス解消法はさまざまありますね。
その時、自分が求めていることを叶えてあげることが一番です。

例えば
海や緑、焚き火を眺めるなど、癒し系。
カラオケやライブ、運動、おしゃべりなど、発散系。
何かに没頭するエネルギーに変える、変換系。
パッと浮かぶだけでも、いろいろ出てきます。

何にせよ、心からスッキリできればいいのですが、十分に満たされない場合もありますね。
その場合は、別のストレス解消法を試してみることをオススメします。
ストレス解消法は一つに決める必要はなくて、たくさん持っておくといいですよ。
ストレス解消のつもりが「執着」「依存」になってしまうと、逆にストレスを増してしまうので、要注意。
買い物依存やアルコール依存など自分を傷つけることのないように。

自分が本当に喜ぶことは何か、考えてみるチャンスです。

無心になる時間が必要

「ストレス社会」と言われるようになって久しいですが、私たちは、何げに忙しすぎるのです。

人は1日に6万回〜7万回、思考しているんだそう。
自覚ないけれど、気が遠くなる回数ですよね。

そんな数字を知らなくても、ネット検索やSNSが当たり前になった今、頭の中の忙しさが半端なく増した気がしませんか?

「忙」は「心を亡くす」と書くように、忙しいと、焦りから気持ちに余裕がなくなっていきます。
そこで必要なのは、ストレスを何とかしようとか、見ないふりをしようとか、そういうことではなくて。
あえて「無心」になる時間を持ち、心身に余白をつくること。

例えば、空を流れる雲のように、ただゆっくり動くものを眺めてみるとか。
汚れをひたすら磨くような、単純作業に没頭するとか。
無心になると、ストレスを握り締める手が緩み、その余白に解決のヒントが入ってくることがあります。

心身の余裕は自分で作り出せるのです。

ヨガはストレス対応にオススメ

ヨガもまた、呼吸と体にゆっくり意識を向けてあげることで無心になれるものです。

ヨガには柔軟性が必要と思われがちですが、そうではありません。
息を吐きながら、ジワ〜ッと耳を引っ張るような簡単なものもあるのです。
たったそれだけで、不眠が解消したりするのですから、不思議ですよね。

ポーズを完成させるのは目的ではなく。
自分にストレスをかけ、それに対する自分の心の反応を観察し、好きなように修正できるのが、ヨガです。
私はよく「学校でヨガを教えてくれたらよかったのに…そしたら、皆もっと幸せに生きられるんじゃないの?」と思ったものでした。

でも、悩み深き暗黒の時期があったからこそ、その恩恵をしみじみ感じられたんだとも思うのです。
そもそも、何も悩むことがなければ、ヨガに出会わなかったかもしれません。

自分の感覚を信じて

ストレスから解放されるには感覚器官を楽しませることも有効です。
ストレスが強い状況下だと感覚も鈍らされます。
それもまた体を守るための反応なんですけどね。

そんなキュッと縮こまった心と体を、五感から緩めてあげてください。

  • 聴覚
  • 視覚
  • 嗅覚
  • 触覚
  • 味覚

例えば、風がそよぐ木の葉の音のように、お金をかけずとも癒やされるものは私たちの周りにあります。

視覚的なもの以外は、目を閉じて味わってみてください。
「今、ここに生きている私」を感じられると思います。

自分が惹かれるところから、少しでもやってみるといいですよ。
どれを選んでも、心身が解放され、喜びが広がっていくのを感じられるはずです(*^^*)

【関連記事】自分を心地よくすることは、子どものため、家族のため、世界平和のために必要ですよーというお話はこちら。

アトピー子育てにおけるストレスは、恵みに変えられます。
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