今日は、歯医者さんでワイヤーを外していただいてきました。
「痛いのかな」
「どんなことされるの?」
と息子に聞かれても、私はやったことがないので
「そんなに痛くないと思うよ」
「接着剤でくっつけたワイヤーを取るだけだから、抜糸するよりは痛くないんじゃない?」
とふんわりした回答しかできず。
息子は緊張しながら歯医者さんへ向かいました。
今日はいつもより粉吹き芋な顔で行ったのに、ワイヤーを外している間にものすごく発汗し(歯医者さんもびっくりするほどに)、顔も体もしっとり潤って帰ってきました。
汗は最高の保湿剤。
やらなきゃいけないのは分かっている
待合室にいる間、息子にフェイスマッサージをリクエストされてやっていると、息子が診察前の気持ちを話してくれました。
痛いかもしれない。
痛いのは、痒いより嫌だ。
できれば避けたい。
嫌だけど、どうせやらなきゃいけないんだっていうのは分かっているんだよ。
息子なりに一生懸命気持ちを整理しようとしているのが分かりました。
そっか、息子は痒いほうがマシなんだよね。
世の中では痛みより痒みがつらいとよく言うけれど。
うん、痛いほうが嫌。
いざ、ワイヤーを取る時は痛みがあったようでしたが、先生とやり取りしながら自分で何とか乗り切りました。
万が一を考えて揺れる
息子は採血にしても、今回のことにしても、やるまでが不安でしょうがないのです。
その動揺ぶりは医師や看護師さんに心配されるほど。
だけど、やり始めれば、もう大丈夫。
「できた!」を何度も積み重ねているのだけれど、想像力が豊かすぎて「万が一」を考えると、あれやこれやと不安になるようです。
危険を察知する能力が、ほかの人よりも強め。
この想像力や、最悪の事態を想定できる力は、これから生かせる場があるかも…
終わった後の満面の笑み
覚悟を決めて汗だくになって頑張った息子は、最高の笑顔で病院内のコンビニへ甘栗を買いに向かいました。
泣き顔からの、満面の笑み。
本当に感情豊か、表情豊か。
ぐちゃぐちゃしていても、覚悟を決めて乗り越えたら、こんなに晴れ晴れとするんだなぁ。
何か励まされたような気持ちになって。
「私も、前に進もうか」と思えました。
【関連記事】乗り越える過程もまた大事というお話はこちら。
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