豊富町で夏カフェできるかな④小心者のハードルの越え方

豊富町のスキー場ロッジを期間限定でお借りして開催する夏カフェ。
「6月からやります!」と言っておいて、6月半ばを過ぎても開店できる気がしない…

「これは、いつまでやっても、準備万端!ってことはないやつだな。とりあえず、やってみながら進めた方がいいかも」

そう思って、思い切って前に進んでみることにしました。
えぇ、ハッキリ言って、見切り発車です(*’▽’)

「メニューを決める」というハードル

オープン日を決められない一因が、メニューを決め切れず「これでいいのか?」とグルグルしていたから。

はっきり決まっていたのは

  • お米はゆきひかりを使う
  • マルチアレルギーっ子の息子が食べられるもの
  • その日に仕入れられた食材で、何かしら作る

そんな漠然としたイメージでしかなく。

でも、この漠然イメージを移住仲間に話してみたら「コンセプトがしっかりあるんだね」という意外な反応。

自分では、対象がすごくニッチで、一般受けしなさそうだなーと思っていたけれど…
「〇〇屋さん」と一言で言えなくても、別にいいのかな、という気になってきました。

ほかのお仲間にも
「ごはんを出したいなら、おむすびはどう?」
「ここは湯治で来ている人が多いから。普通のごはんを食べたい人もいると思う!」
「何を食べられるか、というよりも、この場があることに価値があるから」
そんな意見をもらって、肩の力が抜けて。

ワクワク、ニヤニヤしながらこんなメニュー表を作ってみました。

が、印刷できない!というハプニングが…うゎ、こんな時に?

夫がオープン当日までに何とかしてくれて、手書きは免れましたが、ドキドキでした(^▽^;)

うちのプリンターさん、「こんな時、どうする?」とよくお試ししてくるんですよね。

おかげで、エンドレスで作り直ししそうだったメニュー表作りは「これでいい」「また、いつ印刷できなくなるか分からんし」と、終わることができました。

「オープン日を決める」というハードル

オープン日を何日にするか。
営業する曜日、時間をどうするか。

これを決めるのも難航しました。

まず、ふれあいセンターのお休みの日(火曜日と隔週木曜日)は、温泉界隈でご飯を食べられる場所がなくなってしまうからお店を開けようか?といった他力的な決め方。
それでやってみて「変えた方がいい」と判断したら、その時は変えればいい。

そう考えて、新月前日の6月24日、6月最後の火曜日にオープンすることにしました。

まず「慣れ」が必要だと思っていまして。
ワンオペでも落ち着いて対応できるようになったら…リクエストいただいている週末営業もしてみようと思います。

「お知らせする」というハードル

お客さまに楽しんでいただきたいはずなのに、その一方で怖さを感じる矛盾。
「せっかくいらしていただいても、お口に合わなかったら、がっかりさせてしまう…」
という思いがムクムクわいてくるのです。
それで「お知らせ」がなかなかできない。
我ながら、めっちゃ小心者(^▽^;)

万人のお口に合うものを作るのは、どう頑張っても不可能なんだから、悩んでもしょうがないのに。

ですが、夏至に草刈りして、茅の輪を作って、その悩みを吹っ切りました。
夏至までは、私たちは太陽からエネルギーを受け、夏至以降は私たちが太陽にお返しをする時らしく。

私は何がお返しできるか考えてみました。

そして「これまでの十数年、マルチアレルギーっ子のご飯を作ってきた経験をお返ししていけばいいのでは」と浮かんで。
私ができることはささやかながら、受け取ってくださる方たちにお返しをしていこうと思ったのでした。

夏カフェでできること、やりたいこと。
余計なことを考えて怖がらずに、思いつくまま、楽しくやり散らかしたいと思います(*^^*)


【関連記事】夏カフェシリーズ、前回のお話はこちらです。
冬バージョンのスキー場ロッジ(当たり前)、さぁ、どこから手をつけよう…と動けなくなっていた時も、お仲間たちが助けてくれました。本当にありがたや、ありがたや。

アトピー&アレルギー子育ても、一人で頑張ろうとすると煮詰まります。
リアルでも、オンラインでもいいので、共感できるお仲間と日常から繋がれると心強いもの。

一緒にハードルを越えていきましょう(*^^*)

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