アトピー子育てをしていると、爪に気を使います。
ガリガリと音を立てて掻きむしり、皮膚を傷つけてしまうから、病院でも「こまめに、短く切るように」指導されます。
息子を傷つけまくりだった彼の爪を嫌っていた時期が私はあります。
「息子のことは大好きだけど、この爪が…っ!」と。
そんな我が家の今の「爪との向き合い方」をご紹介しますね。
爪切りは頑張らなくても大丈夫
子どもの爪は薄く、すぐ伸びます。だから、肌に傷がつきやすいように感じますよね。
一般的に言われるように、私も一生懸命爪を切っていたこともありました。
でも、どんなにこまめに切っても、傷がつくんですが?…というのが、私の実感で。
実は、多少手を抜いても、大差ないのでは?と。
子どもが爪切りを嫌がることもあって、思うようにいかないこともありました。
だから、お互いが「切ろうか」と気持ちが一致した時に、愛おしむ気持ちで切った方が幸せですよね。
爪切りはデトックスだけど、ストレスにはしない
爪は老廃物ですから、切れば切るほど、デトックスは進むともいわれます。
とはいえ、嫌がる子どもを押さえつけるようなストレスで毒素を増やしたら本末転倒ですからね。
爪が伸びていても、子どもは掻き方を習得していきますから傷はつかなくなっていきます。
もし傷ができた場合は、落ち込まずに、「これは治るために必要な傷」で「ここから出したかったんだね」と受け入れてみてはいかがでしょう(*^^*)
爪の切り方で、過敏になることも?
爪切りについて、今のかかりつけ医から、こんなアドバイスをいただきました。
「爪をとがらせた丸にしていると、神経が過敏になるから、とがらせないでね」
それから、できるだけ平らに切ってみています。
それによって、自分がおおらかになれたかどうかは正直分かりませんが、自分の爪を切るたびに「神経質になっていないかな」「寛容になれているかな」と我が身を振り返ることができることに気付きました。
息子の爪を切る時も「おおらかになった息子」をイメージしながら切るようになりました。
爪を切る目的を「傷をつけないため」から「心も、体も、おおらかになるように」に変わったことで、ずいぶん気が楽になりました。
おかげで爪切りの時間が、好きになりました。
爪もみも楽しいのでオススメ
私は息子の爪を「最強の爪」と呼んでいたことがあります。息子は、切ったばかりの短い爪でもえぐり傷を作っちゃうような状態だったから。
おかげさまで今ではそういったこともなくなり、「最強の爪」は過去の言葉になりました。
息子は爪を自分で、自分のペースで切るようになりました。たまーに手伝うことはありますが。
今、私が息子の爪と向き合うのは、時々スキンシップがてら、爪もみしてあげる時ぐらいです。
親指は自律神経、人差し指は消化器官に効能が…ということで、この2本を重点的に、もみもみと。
爪の生え際の両端を親指と人差し指で挟むようにしてもみもみするだけですが、指先だけのスキンシップも楽しいですよ。
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「こうしなきゃいけない」というのは、真実じゃないかもしれません。
実は思い込みにすぎないかもしれません。
「じゃあ、こうしたらどうなるの?」と「実験」を積み重ねてきた私のアトピー子育ては、いつしか闘いになっていました。
「成功する(よくなる)まで頑張らなきゃ」と苦しくなっていました。
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