もう何もしたくない、やる気が出ない時の6つの対処法

やりたいこと、片付けておきたいことはたくさんあるけれど、思うように体が動かず、作業が進まない。
ついつい後回しにしちゃって、気付けば何か月も放置してしまっている。
あ~あ…私は何をやっているんだろう。

皆さんは、そんなご経験ないでしょうか?

私は「何にもしたくない病」と呼んでいて、我が家ではおなじみです( *´艸`)
でも「何にもしたくない」を長引かせない対処法はありますよ。

1.「休みたい」を叶えてあげる

「何にもしたくない病」の時は、とにかく頑張るのは難しいのです。
休みたい。
横になりたい。
寝ていたい。
ボーっとしたい。
体の声を聴いてみると、大体こんな感じではないでしょうか。

それなら、その望みを叶えてあげたらいいんです。

小さいお子さんがいらっしゃると特に「私が頑張らなきゃ」と自分に鞭打つ方が多いです。
でも、それで倒れてしまったら?
頑張りたくても、頑張れない状態になってしまう恐れがありますよね。

ですから、そうならないように、軽度のうちに休んでください。
それが、お子さんのためにもなるのですから、遠慮は必要ありません。
我慢大会をせずに「このままだと本当に動けなくなっちゃいそうだから、少し休ませてね」とお話してみてください。
お子さんは、どんなに小さくても分かってくれるはずです。
回復したら「休ませてくれて、ありがとう!」と感謝と愛を伝えてあげてください。

「疲れている時は休んでいい」という姿を、お子さんに見せておくことは、自分で体調管理する大切さを伝えることにもなりますよ。

2.「何にもしたくない」を認め、「頑張った」と褒めてあげる

「休む」ことに罪悪感を感じる…という方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも「何にもしたくない」と感じるのは自分から発せられたサインですから、無視しない方がいいですよ。
無視していると、何かしらの病気につながる可能性が高まってしまいますのでね。

「私は何にもしたくないんだなぁ」
「何にもしたくないんだねぇ」
「休んでいいんじゃない?」
そんなふうに自分に声をかけてあげてください。
だんだん気持ちが緩んで、体の重さが楽になってきます。

「何にもしたくない」は、それまで頑張りすぎた反動ですから、まず自分で自分を認めてあげてくださいね。

「よくやったね」
「偉かったよ、ホントに」
声に出して自分をたくさん褒めてあげてください。
お金をかけずに、エネルギーが充電されていくのが感じられますよ。

3.イメージできそうなことをしてみる

やる気が出ない原因は、単純にエネルギー不足なこともありますが、何となく不安だから、といったこともあります。

人は、イメージできないことに手を付けることを難しく感じます。
「何だかよく分からない…」
「やらなくても何とかなっているから先延ばしにしているけれど、いずれはやらなきゃ…」
そういうことには「やる気」になりづらいんですよね。

なので、自分がやろうとしていることの動画などを見てみて「へ~、こういう感じか」とイメージすることから始めてみましょう。
だんだん「その気」の芽が育ってきますよ。

4.締め切りを決めてみる

今すぐやらなくても、何とかなっているし…と必要性を感じていない場合も、ついつい先延ばしにして、結局やらない、ということもありますね。

それはやらなくていいことかもしれません。
不要なことは背負い込む必要はありませんよ。
私たちの時間は限られているのですから「やらない」と選択するのも一つの手です。

でも「今すぐでなくても、近いうちにやった方がいい」と思われるのなら、「この日までに片付けておけばいいや」と(仮)の締め切りをとりあえず考えてみてはいかがでしょう?

夏休みの宿題を最終日に頑張るように、今、やらなくてもいいことにする( *´艸`)

結局また頑張りすぎる恐れもあるので(仮)の締め切りにしておくのがオススメです。
その時の気持ちを最優先してあげてくださいね。

5.ハードルを下げてあげる

私たちは「しっかりやらなきゃ!」と自分でハードルを上げる習性があるようです。
教育の賜物でしょうかね?
ですから、その高いハードルの幻に恐れおののいて、動けなくなっている場合もあるのです。
そんな時は、簡単に超えられるぐらいに、ハードルを下げてあげるだけでいいんです。

例えば、お掃除。
「お掃除は、見ることから始まる」ってご存じでした?

天井を見上げたら、ホコリを見つけた。
「あぁ、あんなところにホコリがあるな」
・・・以上。

これもお掃除にカウントします。
「あぁ、今日もお掃除できたなぁ(*^^*)」と思いましょう。

お片付けなら「この引き出し1つだけ見る」とか。
家計簿も「通帳を見るだけ」とか。

ほんのちょっとの「一歩」を踏み出したことも、「やったこと」としてカウントしてあげます。
「見る」を積み重ねていくと、動けるタイミングはやってきます。
「見る」も「動く」と同じように、「私、できた!」の喜びを味わってくださいね。

6.どうしても動かないといけない時は

動きたくないのに、どうしても動かなきゃいけない時の私の裏ワザとして「自分を大きな声で褒めながら動く」というのがあります。

「私って偉いな~」
「なんて偉いんだろう」
「ホント、偉すぎるわ~」
と「私、偉い」を3段活用ぐらいしながら、声に出して自分を褒めます。

褒めながら、動けるようならそのまま続けますが、それでも「なんか嫌だな」と思ったら、我慢せずに途中でストップして、ゴローンと横になったりして。
できるところまでやったら、「私、よく頑張った」と、また褒めます。

「無理せず、休みながらやっていいんだよ」と自分に許可を出してあげてくださいね。
自己犠牲は悪者をつくり、まわりまわって自分を苦しめますから。

自分を褒めていると、家族にも、そのエネルギーは広がっていきます。
褒める効能をぜひ味わってみてくださいね(^O^)/

【関連記事】動けるけど、なんか気が乗らないんだよなーという場合のお話はこちら。

アトピー子育ては、精神的にも身体的にも疲弊しやすいです。
やる気が出ない、何もしたくない自分にダメ出しする必要はありません。
ぜひ「今日もよく頑張った、私!」と褒めてあげましょう。

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