熊さんのニュースから思ったこと

各地で熊さんの目撃や被害のニュースが絶えない今日この頃…

私が住む豊富町も、時々ヒグマの目撃情報が町のLINEや防災無線で知らされます。
目撃情報はありますが、被害については聞くことなく(エゾシカさんに畑の野菜を食べられちゃったお話は聞きますが)、平穏に暮らしています。

熊といえば…

私は子どもの頃、7年ほど岩手県釜石市に住んでいたことがあります。
家では、地元の方が作った「熊のあぶら」が常備され、「切り傷には熊のあぶらが最高!」という認識がありました。

当時は鹿肉もよく食べていましたし、熊の肉も食べたような記憶があります。
父の人脈のたまものです。ありがたや。

※これは北海道のですが…熊のあぶらってこんなのです。
   ↓

熊のあぶら

で、その「熊のあぶら」について、先日たまたま豊富町で耳にすることがありました。
その方が
「昔使っていたけど、火傷にいいんだよね」
とおっしゃるのです。

ん? 切り傷じゃなくて? 「火傷にいい」って豊富温泉と一緒じゃん。

もしかして熊のあぶらも、アトピーによかったりして…と呟いたら、ホントにそんなこともあったそうです。
※もちろん個人差があると思います。

そんなわけで、熊さんを駆除したというニュースが流れるたびに、「かわいそう」とか、「危ないから、そんなこと言っていられない」とか、そんな論議がされる一方で、凄惨な事態も起きていますし、こんなことを言ったら不謹慎かもしれませんが、駆除された熊さんはどう扱われるんだろう? 熊のあぶらは作れるのかな…と思ってしまったのでした。

命をいただくということ

熊さんに限らず、古来から「動植物の命をいただく」というのは、太陽と大地の恵みに感謝してお腹に入れるだけでなく、服や靴など身につけるものを作ったり、お薬として使えたりもしますよね。

当たり前のように身の回りにあるものが何でできているのか、どんな人が、どう作ってくださったのか、思いを馳せてみると、思わず手を合わせたくなります。

熊さんは捕獲後、山に返されるケースもありますが、駆除されることになった場合の、その後が気になっています。

きっと、対峙されたどなたかが、大切に扱ってくださっているのでしょうね。

ありがとうございます。

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