北海道北部にある豊富（とよとみ）町は木の葉が色づいてきました。
秋ですね(*^^*)
我が家の秋とアトピー、今昔
アトピーが悪化しやすい季節は人それぞれですが、うちの息子は秋、乾燥して粉吹き芋のようになりがちでした。
以前はよく保湿していましたが、今はそれもしなくなりました。
理由は、自分でやろうとしないから。
小さい頃は当たり前のように私が一生懸命クリームなどを塗っていましたが、嫌がられるので徐々に頻度が減っていき…ついに、やめました。
必要性を感じれば、自分で塗るはずなんです。
でも、自分で塗れる子もいれば、塗りたがらない子もいます。
うちは塗りたがらない子で「塗ってほしい」とも言いません。
スキンケア用品、お薬はいろいろと使ってきましたが、どれも塗ったからといって気持ちがいいわけでも、痒みが楽になるわけでもなかったようなんですね。
それはやりたがらないわけです(^▽^;)
「脱保湿」という考え方もありますし、必ずしも保湿しなければならないわけでもないということを息子の体に教わりました。
今回は、乾燥しがちなこの季節に、うちのように粉吹き芋になりながら保湿嫌いなお子さんがいらっしゃる方のために「保湿以外にもできることがありますよ～！」というお話をしていきますね。
できること その１ 旬のもの、ホッとする味を食べる
夏にたまった熱を鎮静するために、水分多めで甘～い果物がおいしくなる季節。
不安定になりやすい季節でもあるので、身体を温め、ホッとする味もいいですね。
我が家の定番は焼き芋（しっとりした「紅はるか」が息子の好み）。
食事でいうと、煮物、汁物、鍋物など、温かい水分多め、適度に油分を含むものが増えます。
お好みは人それぞれですので「我が家は、これがホッとする味」というものを増やしてみてください。
ちなみに、秋はダイエットすると不調になりやすいので、ご注意を。
ダイエットは立春のあたりからがオススメですよ( *´艸｀)
秋は消化に優しいものを、しっかり食べて栄養吸収していきましょう。
アトピーっ子は、量は食べているようで、うまく消化、栄養吸収ができていないこともあります。
食べる量に圧倒されることもあるんですけど…消化はまた別のお話なのです。
しっかり消化できるよう、32回以上よーく噛めるといいですね。
よく噛むようにしただけで、痒みが楽になる方もいらっしゃいますよ。
できること その２ のんびりする
秋は、園や学校の行事も多く、忙しくなりがちです。
その怒涛に巻き込まれ、完璧にこなそうとすると、火と風のエネルギーが強まり、さらに乾燥しやすくなります。
秋は楽しいイベントもたくさんあるので、興味の赴くままに動きたくなりますよね。
そして、実際に身軽に動けちゃったりするのですが、疲れやすい季節でもあります。
そこで大切になってくるのが、時間の余白。
スケジュールを詰め込み過ぎない。
あえて充電日、充電時間をつくる。
アトピー子育てには、のんびりする時間、ホッとする時間が必要です。
子どもも、大人も「自由時間」をつくって、おのおの癒されてくださいね。
できること その３ スキンシップ多めに
秋は気持ちが不安定になりやすい季節です。
そんな時は触覚、皮膚感覚を楽しませてあげることがお薬になります。
手を当てるだけでもよし。
「なでなで」もよし。
「もみもみ」「トントン」もよし。
保湿をしたがらない子でも、スキンシップは喜んでくれます。
秋は気温が下がり、空気が乾いてきます。
体を硬くし、内臓も冷えているアトピーっ子には、負担の大きい季節ではあるのですが、スキンシップでそれを和らげることができます。
「手足は温かいかな」
「頭皮、耳は硬くなっていないかな」
「お腹、背中は？」
痒みや湿疹に目が向きがちなアトピーっ子ですが、身体がやわらかく温かくなってくると回復が早まります。
お金もかからないですし、長く時間をかける必要もありません。
とはいえ「やらなきゃ悪化しちゃう！」という不安感、義務感がある時はストップしてください。
触れられる喜びを、お互いに感じられる時に、スキンシップの醍醐味を感じてくださいね。
まとめ 自分のペースを大切に
秋に悪化しやすいアトピーっ子のために、保湿以外にできることは
①旬のもの、ホッとする味を食べる
②のんびりする
③スキンシップ多めに
自分たちのちょうどいいペースで、スキンシップを楽しみながら、秋の味覚を楽しんでくださいね(^O^)／
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その後、ファイブフラワークリーム”クラシック”がなくなって、結局、そのまま塗らない暮らしになりました。
保湿を手放したら、保湿しなくていい環境に出会えました。
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