1年10か月前、落屑(らくせつ)についてこんな記事を書いていました。
これは、やってもやっても終わらないアトピーっ子の落屑掃除にため息をついていた状態から、あれこれ試行錯誤して、楽になった方法を3つにまとめた記事でした。
あれから2年足らず。
気付いたら、お掃除の頻度も減って、すっかり楽になりました。
今回は、我が家の「その後の変化」をご報告させていただきますね。
床がツルツルに

以前は床に触れると、どこもかしこもザラザラとしていました。
1日に複数回、掃除することも当たり前。
「休憩しよー!」とゴロンと横になる前に、ササッと粉集めするような暮らしでした。
それが今では、ザラザラしていません。
毎日お掃除しているわけではないのに、ツルツルです。
躊躇なく、ゴロンとできます(*^^*)
シーツの上に粉がない

以前はお布団を上げるたびに、シーツが粉まみれになっていました。
そんなシーツの角を持ち上げて、やさしく揺らすと、粉たちが1カ所に集まります。
集まった粉を、こぼさないように、ごみ箱にササ―ッと捨てて「さぁ、お洗濯!」。
こんな作業が日課でした。
それが今では、シーツの上に粉がないので、粉集めをする必要がなくなりました。
息子がお布団の上げ下ろしをしてくれることが増えました(*^^*)
トイレの粉も少なくなった

トイレの蓋のジョイント部分や、その後ろは、実は粉がたまりやすい場所です。
手が入らず、お掃除がしづらい場所でもあります。
なので、ササッと拭くだけでは不十分。
歯ブラシや割り箸を使って、時々お掃除しては
「よくやった、私!」
と自分を褒めていました。
直接肌に触れる場所ではないとはいえ、見ちゃうと気になるんですよね。
以前は、お掃除したその日に、また粉が積もっているのが当たり前。
「きれいな状態=ご褒美」が望めないので、自分に「よくやった!」と言ってあげるのが、モチベーションを保つために必須でした。
今は、粉の量が減ったので、一度しっかり奥の方までお掃除をすると、「きれいな状態=ご褒美」が続きます。
しばらく放置しても、少し粉が落ちている程度になりました。
おかげさまで、しっかりお掃除する頻度が、だいぶ少なくなって、楽ちんになりました。
気分は上げたいので、お掃除できた自分のことは褒め続けています( *´艸`)
落屑のおかげで

私はとても面倒くさがり屋で、お掃除はあまり得意ではありません。
アトピーっ子の落屑は、終わりがないように感じられて、お掃除のモチベーションをなくしそうになったこともありました。
でも「アトピーのせいでお掃除が大変だ」と思うのをやめることにしました。
「アトピーにこき使われる自分」ではなく、ただ、「自分を居心地のよい環境に置いてあげたい」と思うようにしました。
落屑も「嫌なもの」ではなくて、「息子が成長・回復している証し」と思うことにしました。
落屑のおかげで、お掃除を楽にするためにいろいろ考えて、ハードルを下げることもできました
(*^^*)
このまま卒業…できるかな?


