豊富(とよとみ)ギー作りシリーズです(*^^*)
あれから2回ほど、夫の協力を得て冷凍バターの塊を1回分ずつ切り分けてみたのですが、冷凍バターというのは本当に硬くて切りづらい。
で、どうしても時間がかかるため、バターも汗をかいてきます。
解凍後の賞味期限は1週間。
このまま、小分け作戦を続けていくのは厳しいな…。
しょうがない、農産加工室にある大きなお鍋で一気に作るか!
と小分け作戦を諦め、農産加工室を3時間予約。
農産加工室とは

昨年12月に見学させていただいた湯の杜ぽっけの農産加工室。
「調理室」ではなく「加工室」という名前がついているのが納得の、大きな鍋たちや見慣れない機械たちがたくさんあるワンダーランドです。

作業開始

ギーを作るためのお鍋は、ここにある中で一番大きな鍋を選びました。
約9キロのバターが、あっさりおさまりました(@_@)
火をつけて…

ひたすら加熱していきます。

塊が全て溶けるまで、だいぶ時間がかかりました。
もっと火を強めてもよかったかもしれません。
温度チェックも

ギーを作る時は、いつも目と耳と鼻を使って火の止め時を探るのですが、今回は初の大量生産ということもあり、温度をチェック。
今回の記録は、今後の参考資料になりそうです。
いつもは400g程度の無塩バターで30分程度で作るのに、今回は思いのほか時間がかかり、農産加工室の退室時間が迫ってきて、焦る、焦る。
それでも何とか「ここで火を止めよう」というところまできて、煮沸消毒した瓶に、出来上がったギーを注ぎ入れていきました。

うーん、やっぱり大量生産って難しいな。
でも、次回はもっとうまくできる気がする。
次回の改善点を検討しながら、皆で後片付けをして退室。
お味は?
今回は、私の野望に付き合ってくださったアトピー湯治仲間に、出来たての豊富ギーをプレゼント。
「バターよりあっさりしているね」
「オリーブオイルを使おうかな、という場面で『そうだ、ギーがある!』と使ってみたら美味しかった」
「コーヒーやココアに入れているよ」
「トーストやマフィンに塗ってみた」
ありがたいご感想をたくさんいただきました(*^^*)
これで、冷凍バターの劣化問題は、ひとまず解決。
冷凍庫の中が、ようやくスッキリしました( *´艸`)
【関連記事】豊富牛乳の無塩バターでギーを作りたい野望①はこちら。