我が家は現在、月1ペースで通院しています。
4年前から、今のクリニックのお世話になって、いろいろとご指導いただいています。
今日は通院日でした。いつも面白いんですが、今日は一層面白かったので、先生とのお話をちょっとご紹介しますね。
こう見えて息子の状態はいいらしい
今日の息子は顔にも傷がある状態。顔の傷はできたり、おさまったりを繰り返しています。これからの季節はよくあることで、今のところ耳切れの気配はないし、顔も赤みはないので、このまま悪化しないで経過できたらいいなぁぐらいに思っていました。またいずれ治るのは分かっているので。
そんな状態での今日の先生(実際は白衣着てないです)と私の会話です。
息子くんはね、肌はあんなだけど状態はいいんだよね。
あ、そうなんですね。
それならよかったです(メンタル面のことかな?)
肌に出ているのは、腸の状態だからね。
はい、そうですよね。
(やっぱり腸だよなぁ…)
息子くんの肌はあんなだけど、炎症はないんだよ。
あと1年ぐらいかな。
おぉ…(驚)
驚きの裏で、ひそかに「息子くんの肌はあんなだけど」と2回言われたのがツボに入っていた私でした。うん、「あんなだけど」ですよね(笑)。
「目に見える部分だけを見ていると心配になるかもしれないけど、内側はしっかり改善していっているよ。大丈夫だよ」ということを伝えてくださったのだと思い、ありがたく感じました。
家族のバランスで見たら、これでいいってこともあるらしい
このクリニックは家族療法なので、私と夫も一緒に診ていただいています。
旦那さんだけ、尿のpHが酸性なんだよね。
あなたは子どものようなお腹をしているんだけど。
その年代で、この数値の人はいないよ。
あぁ、夫だけ食生活が違うからですかね。
え、私と同年代でこの数値の人いないんですか?
うん、いない。
うーん、でも、これで家族のバランスが取れているのかもね。
旦那さんは外で過ごすにはこのぐらいでいいのかもしれない。
ほほぅ…(いいんだ、これで)
数値について、こういう見方もあるんだなぁと思いました。
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは「個人それぞれ生まれながらのエネルギーバランスを持っていて、1人ではあれが足りない、これが苦手…とバランスが悪く感じるかもしれないけど、それがその人の最適のバランス。そうして、いろいろな人がいるからこそ、宇宙全体で見たらバランスが取れているんだよ」という考えがあります。
それと通ずるようなお話だな、と思いました。
「夫は不摂生しているからな」「もっと体を大事にしてほしいのに、生活改善する気ないよな」と正直ため息をついちゃっていたけれど、そんな夫も、こう見えて家族のバランスを取ってくれていたんだな。
そう思ったら、夫にもありがたく思えました。
目に見えるものに惑わされなくていい
肌だけを見ているとしんどくなるということは、アトピー子育てをしているとしみじみ感じます。
表面だけ、数値だけを見ていては分からないことがたくさんありますよね。
問題に見えていることも、実は問題ではなかったり。
同じ物事でも解釈は何通りもできちゃうんですよね。
都合のいい解釈? それでいいんじゃないですか(*^▽^*)
息子の肌にあらわれたアトピーに振り回されていた私が、アトピーが問題ではなくなるまでのお話は無料メルマガにまとめてあります。外そうと思ってもなかなか外せなかった呪縛からの解放。ご興味のある方は読んでみてくださいね。