豊富町で初めてのレザークラフト(革細工)体験☆コンパクトなキーケース

素敵な革細工&手芸製品を販売なさっている湯治移住仲間Sさんに「革細工デビューしてみたいんです!」と、私の密かな野望をご相談。

全くの初心者なんですけど、どんなものが作りやすいですか?

Sさん
Sさん

最初は小さいものがいいかな(*^^*)

ということで、年季が入っていたキーケースを新調することに。

後日、試作品を作ってきてくださって、試しに鍵をつけて使いながら、「キーケース」でネット検索してみたりもして、自分好みのキーケースがどんなものか具体的にイメージすること約2か月…(お待たせし過ぎ(^▽^;))

ポケットに入れて、かさばったり、痛くなったりするのは避けたいんですよね。
だから、こうすればいいのかな…?

いや、もっとシンプルに、こうすればいいんじゃない?

などというやりとりを経て、試作品よりもだいぶコンパクトでシンプルなキーケースを作ることに。

試作品をベースに型紙を作ってきてください(*^^*)

とおっしゃるので、豊富牛乳パックで型紙作成。
試作品は釣り鐘型でしたが、角をまぁるくしてみました。

厚みのある工作用マット?のような、プロっぽいマットの上で作業開始!

①革の裏にボールペン(銀ペンというのもあるんだそうですが)で型紙を書き写してハサミ(専用カッターみたいのもあるんだそうですが)でカット。
初心者は普段使いのお道具が使いやすい。

ハサミは裁ちばさみ?
工作用のはさみ?

裁ちばさみは切れが悪くなるから、工作用で大丈夫(*^^*)

②カットできたら革の裏と側面(切り口)のケバケバに、サラッとして全くペタペタしない「のり」(床仕上げ材とボトルには書いてありました)を塗って刷り込みます。

ちなみに、刷り込んだ後、紙や布で擦って磨くとテカテカに光るタイプの革もあるそうです。
この子は磨かなくてもよい子でした。

何も考えずにやっていたので、表面にもついちゃった。

でも、時間が経つと革の色は変わるから、目立たなくなるそうです。
失敗は「味」。気にしない、気にしない。

そこまでやったら、たくさんお道具が登場。

この左側にあるフォークの仲間みたいなものが、縫い目になる穴を作るお道具たち。
どれにするか決めてから

③1枚だけ、縫う所に薄くラインをひいてから、木槌を使って穴をあけていきます。

平行四辺形の穴があきます。

上は鍵穴を通す紐が通るため、縫わなくていいと分かっていたのに、ちょっと狭かったもよう…
うーん、どうするか、あとで考えよう。

2枚目は最初に穴をあけた1枚目と重ねて、また木槌を使って開けました。

④鍵穴を通す紐を、鍵穴サイズ&好きな長さに切ります。

最後、結ぶことを考えて長めに切りましょう。
私は何も考えてなかったので、ギリギリの長さに(^▽^;)
まぁ、コンパクトにしたかったから、いいんでないかい。

⑤いよいよ縫います。針を2本使います。
好きな色の糸を選んで針穴に通します。

時間が経つにつれ、糸の色も変わるとのことで、濃いめの色を選んでみました。
蠟が塗られた糸なので、がっちりした感触です。

最初の穴に1つの針を通して、1本ずつ両手に持って同じ長さになるように引いたら、次の穴では針をクロスさせるようにして同時に引き抜いていきます。
両手を使うので、やりづらい。何かで固定したい…と、足を使うことに。

下から上へと縫っていって、上まで行ったら

ひもを通す都合上、なかったことにした穴が見えるかもしれませんが、気にしないでください。失敗は「味」です

一方の針だけを返し縫いして

2本そろったところで1ミリほどの長さに切ります。

糸の切れ端は…このままなのかな?

Sさんがライターを出しました。
え、火であぶるんだ(@_@;)
めっちゃドキドキしましたが、やってみると簡単、綺麗にできました。
ちょっと感動。

⑥最後に鍵穴に紐を通し、本体にも通して、端を結べば…完成~!

今まで鍵をポケットに入れて、走ったり歩いたりするとカチャカチャ音がしたり、かさばっていたのが…

このキーケースのおかげで、ストレスから解放されましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

革は使っているうちに、色も変わるし、感触もやわらかくなってきますから。
どんなふうになったか、時々、見せてくださいね~(*^^*)

素敵な既製品もたくさんあるけれど、どんなのがいいか、Sさんと相談しながら考えて、できたキーケース。

末永く大事にしていこうと思います。

Sさん、本当にありがとうございました。

関連記事】ほかにも、こんな素敵なハンドメイドをされる湯治移住仲間Мさんがいらっしゃいます。Мさんのリネンのバスタオルやふんどしパンツも愛用させていただいてます(*^^*)

自分好みのものを作れる、使えるって幸せなことですね。

アトピー子育てをしていると「もっとこうだったらいいのに」という思いがたくさん出てきます。

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