アトピー子育てのしんどさの正体

「出産前はこんなに子育てがしんどいと思わなかったよ…」

「アトピーじゃなければ、もっといろいろ楽しめるのにな…」

アトピー子育てがつらい、しんどいと思っていませんか?

実はそのつらさ、しんどさは、「子ども」や「アトピー」のせいではないかも。

アトピーはダミー? 

私の経験から感じた「しんどさの正体」について書いてみたいと思います。

自分を責めているとしんどい

「お母さんの妊娠前・妊娠中の生活が大事で、それが乱れていたから」

こういったことはお医者さんにも、周りにも言われたりします。

だけど、そんなことを言われなくても、私の中に「私のせいで…」はありました。

あまり自覚していなかったというか「当たり前」になりすぎていて、空気のように罪悪感が存在していたんですね。

そして、誰かに言われるたびに「やっぱりそうなんだ」と再認識させられて。

罪悪感が増幅して、さらに自分を責める悪循環に…。

この自分責めは「私が何とかしなければ」を生んで、しゃかりきになってアトピー対策に奔走しました。

頑張って、頑張って…燃え尽きました。

「もう何にもしたくない」

「私は無力だ」

今、思うと背負いすぎていたんですね。

「アトピーはお母さんのせいではない」
「息子くんはこの体を選んで生まれてきたんです」
と言っていただいた時、涙が出ました。

「この子は優しいから、先祖代々の毒を引き受けて生まれてきたんだね」
と言われた時、ハッとしました。

「私のせいで…」は、誰より私が私自身を許せてなかったということ。

私が私を信じられていなかったがために、息子の力まで信頼できていなかったと気づきました。

息子には乗り越える力も、向き合う力も十分にあるのに、私が全てやろうとして息子の力を発揮させる機会を奪ってしまっていました。

もう、息子は赤ちゃんじゃないんだ。一生懸命見てなくてもいいんだ。

息子が自分のケアができるように少しずつ手渡していこう。

そう決めましたが、そんなことを知らない息子は「やってもらうのが当たり前」で過ごしてきましたから、最初戸惑った様子でした。

「ヒポクラテスも『自分が最高の名医』って言っているでしょ。私もお医者さんも、あなたのお手伝いしかできないのよ。息子はもう大きくなったし、今までの経験でいろいろ分かっていると思う。自分で考えてやることで治るのが早くなると思うんだよね」

と息子に話し、自分のケアをお任せしました。

たまに声はかけます。「今、どんな感じ?」「どうしたい?」と。自分の体と対話してほしいから。

「助けて~!」と言われた時は、もちろん「どうしてほしい?」と聞いて、手伝います。

息子は「どうしたいか」「どうしたら楽になるか」自分で考えるようになり、私も「息子は大丈夫」と信じられるようになって、自分を楽しむ時間もできました。

悪者をつくっているとしんどい

「〇〇で痒みがひどくなった」

「△△で浸出液が噴き出した」

「××したから、夜寝ている間、ずっと痒くて忙しかった」

何かのせい、誰かのせいにしちゃう。

原因がはっきりしていると何となく安心する気がしました。

分からない時はめちゃくちゃ不安で「何が悪かったんだろう?」とグルグル考えていました。

が、うちの息子は重度アトピー&マルチアレルギーなので、そういう考え方をしていると悪者が増えていく一方で。

原因とはっきり分かっているもの、怪しいものだけでなく、世の中に存在するあらゆるものが息子のアトピーの原因に見えてきちゃったんです。

アレルゲンだけでなく、もしや化学物質、電磁波など目に見えないものも敵か?

もう、こんな世の中だから、アレルギーもアトピーも増えているんだよ!

こんな怒りを長年持っていたわけですが、これが実は根深い苦しみのもとだったんです。

「悪者をつくることは苦しみのもと」と頭では理解しても、「誰も悪くない」「悪いものなんかない」という言葉に反発する私がいました。

いやいやいや。だって、息子みたいな子が生きづらいこの世はダメじゃない?

だけど。

この世は陰と陽。どちらがいい、悪いではなく、どちらもあるから成り立っています。

だから、問題にしなくていい。どんな自分も、どんな世の中も罰しなくていい。

「こうならないように(>_<)」と思うと、エネルギーは重~くなるし。

「こうしたいな(*’▽’)」とワクワクしていると、軽くなる。

ワクワクで行動していたら、よいエネルギーが巡って「この世はミラクルだらけだな」と感じられるようになる。

それを知って、「悪化しないように〇〇しなきゃ」(義務)だらけだった私は、意識して「〇〇したい」(希望)と言うようになりました。

すると、敵だらけに感じていたこの世に、優しさを感じられるようになってきました。

息子のご飯問題、お布団問題などあるため、ずっと家から離れられず、何年も旅行できなかったけれど「何とかなるんじゃないか」と思えるようになりました。

「問題」「できない」と諦めていたのは私。

「やりたい」と決めて動いてみたら、できちゃった。ミラクルも起きた。おもしろい!

「悪者をつくらない」ことは視野を広げてくれます。

「へ~、こんな考えもあるんだな」

「私とは違うな」

「だけど根底は繋がっているんだよね」

どんな違う意見にも、よかれと思う肯定的意図はあるのは間違いないから。

日々の出来事は、フラットに見られるようになるためのトレーニング。

だけど、いろいろ思って「うおー!」と七転八倒する私も人間らしいよね?と時々悪者をつくっちゃう自分も認めてあげています。

悪者をつくっている自覚があるか、ないかだけでも、見える世界は全然違いますよ。

人生も、子育ても、楽しく味わいましょ

自分を責めていませんか?
悪者をつくっていませんか?

もし、そんな自分に気付けたら、人生を心から楽しめる第一歩を踏み出したも同然。

自分の思いを素直に出してあげて、「何でそう思ったんだろう?」とそこを掘り下げていくと「私、こんなこと考えていたんだな」と自分が愛おしくなってきます。

すると自然と笑うことが増えて、子どもがもっともっとかわいく見えちゃいます。子育てがますます楽しくなりますよ〜♪


息子のアトピーに悩みまくっていた私が、「これ、実は私の問題なんじゃない?」とふと思って、息子の肌よりも自分の気持ちに目を向けてみたら、アトピーに対しても、身のまわりに対しても、見え方が変わりました。詳しくは無料メルマガにありますので、ご興味のある方は読んでみてくださいね。

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