豊富町に移住して、やりたかったことの1つが、家庭菜園。

道北で家庭菜園って、どんな感じなんですか?
と、ご質問もいただきましたので、私目線での豊富町の畑事情と、1年目の成果?をご紹介します。
豊富町で、家庭菜園をやるには
お庭で家庭菜園できれば何よりなのですが、それが叶わない場合、豊富町には、町民が借りられる畑「ふれあい農園」というのがあります。
1区画10m✕10m。なかなかの広さで3000円(2025年現在)。
4月に公募があり、町の農林水産課に応募。
応募多数の場合は抽選になります。
冷涼な土地柄なためか、広いからか、結構ビニールハウスが立ち並んでいます。
ふれあい農園を借りてみたら

特に目印が見当たらないので、正直、どこからどこまでが1区画なのか、よく分からない(^_^;)
真ん中なら問題ないよね?と、手持ちの種を少しだけ蒔いてみることから始めてみました。
しばらくして見に行くと…
雑草が元気に生えてきていました。

初めて見る、かわいいお花も咲いて。
ここはどんな草が生えるのかなぁ。
食べられるのが生えてきたらいいなぁ。
そんなことを考えながら、Googleレンズでおいしそうに見える草の名前を調べつつ、草刈り作業。
試しに最初に蒔いてみた種からは、発芽した様子はなく、「まぁ、様子見だしね」と楽観視してたら…
少し緑の混じった、赤紫蘇さんが、種を蒔いた覚えのないところから生えてきていました。

あら、ありがたい〜☆
そして、またしばらく経ってから行ってみると、雑草の狭間に、ほうれん草さんが!(これは種を蒔いたやつ)

ブロッコリーさんも…葉っぱだけ(これも種を蒔いたやつ)。

赤紫蘇さんはだんだん大きくなって、2種類(ちぢれとそうじゃないの)あるのが分かりました。

ちなみに隣の区画は菊芋さんがお元気で、こちらに侵食してきていました。
というわけで、この畑での1年目の収穫物は
- アカザなど野草(自生)
- 紫蘇(自生)
- 紫蘇の実(自生)
- ほうれん草(種まいた)
- 菊芋(自生)
と、種を蒔いたものはほぼ収穫できず、ブロッコリーさんは結局、蕾がつかずじまい。
「種を蒔かなくても、生えてくるものがある」ってのが畑ならではだなぁと思いながら、放置を楽しんでました。プランターじゃ、こうはいかない。
あと、お隣の畑の方から、モロッコインゲンをいただきました。ごちそうさまでした(*^^*)
湯治留学移住仲間から「うちの庭でほったらかしで育ったよー!」と立派なカボチャもいただいたので、来年は試しにうちもカボチャの種を蒔いてみようかな。
今年の夏はあまり畑に行けなかった分、来年のために、雪が積もる前にできることをやってみたくて晴れ間を見て、畑に行っています。
ベランダ菜園もやってみた
せっかく日当たりのよいベランダがあるので、ベランダ菜園もやろうと思ってはいたけれど、5月になってもなかなか暖かくならなくて、どんどん先延ばしに…
でも、5月末に、稚内のホームセンターで「北海道産 無農薬キュウリの苗」を見つけてしまって、思わず衝動買い。
苗を一晩水につけ、植えてみたのがこちら。

6月に入っても、あまり暖かくなかったもので、家にあるもので一応風よけ。
寒くないかなぁ…と心配していましたが、順調に成長してくれて、お花が咲きました。

1本の苗で十数本収穫できました。

毎朝キュウリさんに癒やされた夏でした(*^^*)
キュウリさんのお隣には、バジルさんも種から育ってくれました。

その後、ニラやミントも仲間入り。
ベランダに鉢を4つ並べて、時々並べ替えもしてみて、よく育ちやすい位置が分かりました。
雪が積もる前に、少し室内へ
10月半ばには寒さを感じるようになりました。
お天気がよい日は、温室のようになるお部屋があるので、ここで試しに少し、室内栽培をしてみることに。
でも、ベランダにある鉢は大きくて重いので、小さい鉢をゲットして移植することにしました。
日当たりのよい場所に置いて、しばらく様子を見ていたら、ニラはすっかり枯れたと見せかけて、緑の葉っぱが伸びてきました。
お腹の足しにもならないくらいの、ほんの少量なんだけど、思わずウキウキ♪
【関連記事】札幌に住んでいた頃のベランダ菜園の様子はこちら。日当たりが悪くても、葉野菜は育ってくれました(*^^*)



